戦後80年特番で特攻隊の真実に迫る
2025年、太平洋戦争終結から80年の節目を迎え、BSよしもとでは『戦後80年特番』が放送されます。この特番は、以下の二部構成で展開されます。
第一部: あの日の空へ 特攻隊の声を聞く
第一部では、ペナルティのワッキーが元特攻隊員にインタビューし、彼らの貴重な体験を記録します。ワッキーは特攻隊員たちから“母”と慕われた鳥濱トメの物語を12年間演じ続けてきたこともあり、戦争の記憶を次世代に伝える使命感を強く抱いています。特攻隊員としての経験を持つ鳥谷邦武さんの自宅を訪れ、過酷な訓練、任命された際の心境、シベリアでの抑留体験など、当事者ならではの貴重な声を聞きます。
インタビュー中、ワッキーは何度も涙を拭い、戦争の悲惨さと平和の尊さを痛感しながら、深い思いを寄せます。彼はこの体験を通して、未来の世代に戦争の教訓を伝えようと奮闘しているのです。
第二部: 舞台『Mother 特攻の母 鳥濱トメ物語』
続く第二部では、特攻隊をテーマにした舞台『Mother 鳥濱トメ物語』をノーカットで放送します。この舞台は元特攻隊員の遺書に基づいて構成されており、真実の物語として観客から高い評価を得ています。主演の浅香唯をはじめ、ワッキー、ジャングルポケットの太田博久、安藤美姫などが出演し、約2時間半にわたり心に響く演技を展開します。
大刀洗平和記念館訪問
また、特番の最後にはワッキーが福岡県の大刀洗平和記念館を訪れ、特攻機の実物に触れ、命を懸けた隊員たちの遺書にも目を通します。この訪問を通じて、戦争の記憶をどのように受け継いでいくかという問いに真正面から向き合います。
視聴方法と番組情報
この特番は、2025年8月10日(日)にBSよしもとで放送され、第一部は17:00〜17:30、第二部は17:30〜20:30にわたって放送されます。視聴はBS265chで可能で、インターネットでも無料配信されています。詳しい情報は、番組の公式サイトをご覧ください。
戦後80年という節目に、当時を懸命に生きた人々の思いに触れ、平和の尊さを再確認するこの特別番組をぜひご覧ください。