IMAGICAの映画プロジェクト
2025-05-01 13:07:13

IMAGICA GROUP、新プロジェクトでオリジナル映画製作を発表!

IMAGICA GROUP、新たな挑戦でオリジナル映画製作プロジェクト始動



映像業界の大手、IMAGICA GROUPは、2025年に創業90周年を迎えるにあたり、オリジナル映画製作プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、同社にとって初の試みであり、映像制作の新たなステージへと進むための試みです。

プロジェクトの概要


このプロジェクトでは、IMAGICA GROUPのグループ企業から、国際映画祭への出品や受賞を目指した映画企画を募ります。毎年1本の作品が選定され、これを5年間継続して実施することで、才能あるクリエイターの発掘と育成を目指します。プロデューサーはIMAGICA GROUPのグループ内の人材に限られ、外部のクリエイターはグループのプロデューサーと組むことで応募が可能となっています。

第1弾作品は、88企画の中から厳選され、最終的には株式会社ロボット、株式会社ピクス、株式会社オー・エル・エムという3社のいずれかがプロデュースを担当します。この活動には、多様な専門知識を持つ審査員が参加しており、その中には『万引き家族』でカンヌ国際映画祭の最高賞を受賞した是枝裕和氏も名を連ねています。市山尚三氏、坂野ゆか氏と共に、作品の選考にあたります。

審査の流れ


プロジェクトの審査は、2024年9月に一次審査が行われ、グループ企業内から11企画が選ばれます。2025年3月から二次審査が始まり、最終的に4月末に第1弾作品が決定します。結果は、2025年5月に世界的に有名なカンヌ国際映画祭で発表される予定です。

初の作品と資金面


第1弾作品の製作費はIMAGICA GROUPが7000万円を上限に出資し、その後製作委員会が結成されます。今回のカンヌでの発表会では、IMAGICA GROUPの代表取締役社長である長瀬俊二郎氏が作品概要やプロデューサー、監督を発表し、審査員である是枝裕和氏が作品に寄せるコメントを行います。

IMAGICA GROUPの始動に対する期待


長瀬社長は、「このプロジェクトを通じて、次世代の映像クリエイターに新たな活動の場を提供し、日本映画の新しい可能性を切り開くことが目標」と語っています。国際映画祭では社会問題を描いた作品や独創的な芸術表現が注目されつつありますが、日本国内ではそうした作品を生み出すのが困難な状況が続いています。IMAGICA GROUPの取り組みは、これらの課題に立ち向かうための大きな一歩といえるでしょう。

映画監督の是枝裕和氏は、「IMAGICA GROUPの取り組みに共感し、このプロジェクトに参加しました。若手映画人が国際舞台で活躍できるよう、その手助けをしたいと思います」と期待を寄せています。同じく審査員を務める市山尚三氏は、オリジナル脚本に基づく企画をサポートする重要性についても触れ、「未来の日本映画にとってとても重要なプロジェクトになる」と語り、期待を寄せました。

坂野ゆか氏も「IMAGICA GROUPが新進監督のためにここまで真剣に取り組むのは初めてではないか。素晴らしい企画が生まれることを期待しています」と述べ、日本映画の発展に寄与する意義を強調しています。

本プロジェクトを通じて、IMAGICA GROUPは映像文化の発展を図り、次世代の才能が国際的に評価されることを目指す新たな挑戦を続けていきます。今後の展開から目が離せません。


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