日大グラビヤが新たに提供するアートスキャンサービス
大阪を拠点とする日大グラビヤ株式会社のアートデザイン事業部「Creative Wall」は、アート作品のデジタル化に革新をもたらすサービス「高精細アートスキャン」を開始しました。この新しいサービスは、日本で初めて導入された、デンマークのContex社製スキャナ「HD Apeiron/42」を用いて、絵画やイラストなどのアート作品を非接触でスキャンし、その質感や立体感を忠実に再現します。
アナログ作家のデジタル化の課題
近年、アナログで作品を制作するアーティストたちは、SNSでの発信やオリジナル商品の販売を通じて自身の活動を広める一方で、原画のデジタル化という大きな課題にも直面しています。従来の手法では、キャンバスの凹凸が影を作ったり、光の反射で色の表現が変わったりするため、アーティストが意図する魅力を伝えきれませんでした。
そんな中、日大グラビヤは、60年以上にわたる製版業の経験を生かし、美術館へのアーカイブ用途として使用されるレベルのスキャン技術を取り入れました。この技術により、高品質なデジタルデータを提供することが可能となり、アーティストにとって手が届く価格でのサービスを実現しました。
高精細アートスキャンの特長
このサービスの特長は、以下の3点に集約されます:
1.
非接触・非破壊スキャン
HD Apeiron/42は、原画に触れないスキャン方式を採用しており、油絵やデリケートな作品でも安全にデジタル化が可能です。これにより、作品を傷める心配がなくなります。
2.
1200dpiの超高解像度
通常の印刷データの4倍の情報量を持つ1200dpiでスキャンし、四方からの光源によって立体的な質感を再現します。これにより、デジタルデータでありながら、まるで原画を目の前にしているかのような再現性を実現しています。
3.
高解像度データでの応用性
1200dpiのデータは原寸の4倍まで拡大でき、壁面に展示したり、Tシャツやトートバッグにデザインを展開したりと、多様な活用が可能です。アーティストの新たな収益源となること間違いなしです。
活用シーン
この高精細アートスキャンサービスは、さまざまな場面での活用が期待されています。例えば、ジークレー版画の制作による販売用複製画の作成や、美術館でのデジタルアーカイブとしての役割、さらには高解像度素材を用いたグッズ商品化などが挙げられます。
サービス概要
- - サービス名: Creative Wall 高精細アートスキャン
- - 対応サイズ: 最大1000mm角(〜40号相当)
- - 解像度: 600dpi(標準) / 1200dpi(ハイエンド)
- - 参考価格(税込)
・〜40号(600dpi): 7,500円
・〜40号(1200dpi): 15,000円
(600dpiでは2枚目以降割引価格が適用されます。)
今後の展望
「Creative Wall」は、デジタル化にとどまらず、スキャンデータを活用したECサイトの構築支援や高品質な作品の販売を行うことで、アーティストの伴走者を目指します。大阪の製版工場から、世界に羽ばたくクリエイターを支えていく姿勢をしっかりと持っています。
詳細な情報は
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