パレスチナアート展
2025-07-17 17:12:22

パレスチナの現状を伝える写真と絵本のアート展が東京で開催

パレスチナの子供たちに思いを寄せて



2023年8月4日から東京のPinpoint Galleryで、「つながる世界〜パレスチナのこどもたち写真展+絵本作家の絵画展」が開催されます。主宰する「つながる世界プロジェクト」は、パレスチナの子供たちが直面している厳しい現実に目を向け、彼らへの理解を深めようとする試みです。

このイベントでは、絵本作家たちによる約20点の絵画と、パレスチナの子供たちの心痛む写真が展示されます。この企画は、現在パレスチナで続く戦争の影響を受ける子供たちに対し、美術と文芸の力で声を上げることを目的としています。

70年間の悲劇と創作の意義



パレスチナは、70年以上にわたりイスラエルの占領下にある地域です。その間、数え切れないほどの人々が苦しみ、2023年10月以降の新たな衝突では、特に子供たちが大きな影響を受けています。報告によると、全土で5万人以上の死者が出ており、その内の1万5千人は子供たちです。この現実を前に、私たちにできることは何かを考え、アートでの表現に踏み切ったのがこの展示です。

参加する絵本作家たちには、えがしらみちこ、石川えりこ、酒井駒子、などの著名な名前が含まれています。彼らは、絵本作家としての感性を活かし、子供たちの無邪気さや生への願いを作品に込めています。

展示の詳細



本展は東京を皮切りに、京都と広島でも開催されます。東京の会場は8月4日から9日まで。初日は14時から19時まで、最終日は17時までの開催です。会場となるPinpoint Galleryは渋谷に位置し、若いアーティストや作品との出会いの場として知られています。さらに、広島では8月26日から9月7日に、京都では2025年の6月に開催予定です。

このアート展はただの展示ではなく、パレスチナの子供たちへの理解を深め、支援の手を差し伸べるための重要な一歩です。主催は「つながる世界プロジェクト」であり、協力には日本国際ボランティアセンター(JVC)が参加しています。

支援の輪を広げよう



「つながる世界プロジェクト」は、観覧者に対し現地の人々の生活や想いを伝えることも目的としています。日本国際ボランティアセンターは、支援の方法をただ物を与えるのではなく、現地の人々が自らの力で自立できるような支援を行うことを理念に掲げています。

この展覧会を通じて、パレスチナの現状に目を向け、その改善に向けた行動を共に考えるきっかけになれば幸いです。是非この機会に、パレスチナの子供たちの声を聴き、その思いを忘れないでください。


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