ファンタジー小説『皇后の碧』が話題沸騰中！阿部智里の最新作が登場

阿部智里の新たなファンタジー小説『皇后の碧』、感動のドラマがここに！

阿部智里さんによる待望の最新作『皇后の碧』（こうごうのみどり）が、2025年5月29日に新潮社から発売されることが決定しました。この作品は、すでに累計240万部を突破した「八咫烏シリーズ」の著者である阿部さんが手掛けた新たなファンタジー小説です。話題の特設サイトや試し読みが公開されると同時に、読書メーターの「読みたい本」ランキングで名実ともに堂々の1位を獲得。事前にコメントを寄せた書店員たちも「一気読みした！」「最後の展開に度肝を抜かれた」など興奮気味の反応を見せています。

魅惑の物語が展開する『皇后の碧』

本作『皇后の碧』は、風・土・火・水の精霊たちが織りなす新しいファンタジーの世界。主人公ナオミは、火竜によって家族を失った過去を持つ少女です。彼女はある日、風の精霊を治める皇帝シリウスから、「私の寵姫になってみないか？」という誘いを受けます。しかし、シリウスの後宮には既に皇后と愛妾がいて、彼の胸元には「皇后の碧」と呼ばれる緑の宝石で作られた首飾りが煌めいています。果たして、なぜナオミが選ばれたのか？彼女はその謎を追いながら、後宮が抱える大きな秘密に気付いていくことになります。

本作では、誰が味方で誰が敵なのか、後宮が何を隠しているのかが重要な鍵となります。紆余曲折を経て展開される物語は、読者を魅了し、ページをめくる手を止めさせることができません。

書店員たちの絶賛コメント

早くも書店員たちから寄せられた熱いコメントも注目されます。例えば、文苑堂書店の菓子涼子さんは、「ファンタジーでありながら、同時にミステリーのような緊張感があり、ページをめくる手が休まる暇がなかった」と語っています。同様に、宮脇書店の栗本倫成さんも、主要キャラクターそれぞれの個性に愛着が湧くとし、「物語の展開が気になり、どんどんとページを進めてしまった」と述べています。さらに、ジュンク堂書店の山中真理さんは、「最後の展開に驚愕し、言葉を失った」と感動的な反応を見せています。

阿部智里の想いとキャラクターたち

『皇后の碧』の執筆にあたって、阿部智里さんは自身の好きな要素をたっぷりと詰め込んだ作品だとコメントしています。発売までの道のりは決して平坦ではなく、緻密なこだわりから予定よりも大幅に時間がかかることもありましたが、最終的には納得のいく形で完成し、読者に届けられることを心から喜んでいます。

また、物語に登場する主要キャラクターたちも注目です。蜻蛉帝シリウスや火のヒロインであるフレイヤ、皇后イリスなどの個性豊かなキャラクターが物語を彩ります。特に、装画やキャラクターイラストを手がけているのは、了・書店などで活躍するkokunoさん。美しさと魅力にあふれたキャラクターたちが、どのように物語に深みを加えるのかも楽しみなポイントです。

阿部智里について

著者の阿部智里さんは、1991年に群馬県前橋市で生まれました。早稲田大学在学中に執筆した『烏に単は似合わない』で、松本清張賞を史上最年少で受賞。以来、数々の作品を手がけ、本作『皇后の碧』は彼女の名声をさらに高めること間違いないでしょう。これからの彼女の作品がどのように展開されていくのか、目が離せません。