台湾の人気キャラクターが日本でのビジネス交流に向けて登場
台湾が誇る人気キャラクターたちが、今年の「ライセンシング ジャパン」で賑わいを見せる。特に台湾のIPライセンシング市場において、日本は重要な市場の一つとして位置づけられており、文化内容策進院(TAICCA)と台湾キャラクターブランドライセンス協会が共同で、独自の魅力を持つキャラクター10組を日本に送り込むこととなった。イベントは7月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催され、台湾パビリオンが設置される。
独自のキャラクターたち
日本の消費者を魅了するオリジナリティーあふれるキャラクターたちは、さまざまなバックグラウンドを持つ。たとえば、台湾、香港、マレーシアで広く知られる「好想兔(ハオシャントゥ)」や、人気の漫画作品「茶葉少女」は、日本の無料コミックサイト「カドコミ」で16週連続ランキング1位を達成した実績を持っています。また、台湾スタンプランキングでトップ5に入った「醜白兔(ブサうさ)」や、玩具部門に進出している「鯊童宇宙(シャークボーイ・ユニバース)」など、多彩なキャラクターが集結。
台湾パビリオンの魅力
台湾パビリオンでは、「台湾の素晴らしさを届ける」をテーマに、各キャラクターが切手のコンセプトを持った「祝福を届けるメッセンジャー」としてプレゼンテーションされる。整然と並ぶ10のオリジナルキャラクターは、魅力的なストーリーや個性的なデザインを通じて、訪問者に台湾文化の魅力を伝えることを目的としている。日本市場における台湾IP事業者のビジネスチャンスを広げるため、事前にワークショップも実施し、IPの国際化促進を図った。
台湾のキャラクターの詳細
各キャラクターには、それぞれユニークなストーリーがあります。
BOUNCE(バウンス)ユニバース
音楽的な才能を持つ棒小兔は、スピーカーとして音楽を堪能し、観察力に優れたBOUNCE MANとともに冒険します。
好想兔(ハオシャントゥ)
アジア全域で人気のこのキャラクターは、主に25〜40歳のファン層を持ち、SNSでのアクティブなユーザーから親しまれています。
茶葉少女
台湾の茶文化を題材にした漫画で、主人公の可琳は茶族のリーダーとして活躍し、世代を超えたファンを抱えています。
醜白兎(ブサうさ)
短い耳を持つこのキャラクターは、現代人の共感を呼ぶセリフで人気を集めています。
月亮忘記了
孤独な少年と落ちてきた月との友情を描いた感動的な絵本から生まれたキャラクター。
胖鯊魚(サメサヒミ)
小さくて愛らしい姿で、これまでの凶暴なサメのイメージを覆すキャラクター。
瘋狂邦妮(クレイジーバニー)
常に笑顔のクレイジーバニーは冒険心に満ち、新たな遊びを常に求めています。
饅頭家族(マンジュウさん)
白くて可愛らしい形のマントウをテーマにした家族の物語が展開されます。
章魚熊(タコクマ)
巨大化の能力を持ち、自分の冒険を通じて友達のために奮闘するキャラクター。
鯊童宇宙(シャークボーイ・ユニバース)
ファンタジーと友情をテーマにした物語が展開され、さまざまなメディアでのコラボが行われています。
キャラクターを通じた文化交流
TAICCAは、今年の「ライセンシングジャパン」を通じて、台湾のIPの魅力を日本市場に広めるだけでなく、国際的なビジネス関係を築く新たなチャンスを目指しています。日本のキャラクター経済市場を重視する台湾のIP業者たちは、今後も互いに利益を得るウィンウィンな関係を築いていくことを目指しています。台湾のキャラクターたちがどのように日本での市場開拓に寄与するのか、今後の展開に注目が集まります。
イベント情報
第17回 ライセンシング ジャパン
日時: 2025年7月2日(水)~4日(金) 10:00~17:00
場所: 東京ビッグサイト 西展示棟 Hall2
ブース番号: 13-36
詳しくは
台湾文化内容策進院(TAICCA)公式サイトをチェックしてください。