大人の知的好奇心をくすぐる『世界一細かい人体図鑑』の魅力
体の中で一体何が起こっているのか、普段は気に留めない人体の細部に迫る一冊、『世界一細かい人体図鑑』が9月16日に発売されます。多くの人が感じる「体はどのように機能しているのか?」という疑問に答えてくれるこの図鑑は、人体の驚異的な構造や機能を詳細に探求することができます。
ー人体の驚きのしくみとは?
この図鑑の最大の特徴は、そのタイトルにある「世界一細かい」という言葉が示す通り、人体の構造を驚くほど細部まで観察することにあります。特異な機能を持つ細胞や、多層構造を成す皮膚、小さな臓器や器官、さらには体内の化学反応に関わる重要物質が、どのように私たちの生命を支えているのかを詳しく解説しています。これにより、普段は意識しない「カラダの細部」にも注目が向けられます。
ー内容の魅力
本書では、人体に関する123のキーワードを選び抜いて紹介。各項目は、大人の好奇心を満たす情報が満載です。例えば、接点となる心臓内の構造や、血液の流れ、そして骨の新陳代謝など、神秘的な体内の世界が広がります。監修を務めるのは、外科専門医の山本健人氏。医学の視点から具体的かつ正確な情報を提供しており、安心して知識を深めていけることでしょう。
本書の目次に沿って、序章から第12章にかけて、以下の内容が順を追って紹介されます。
1.
序章:細胞のはたらき
2.
第1章:人体を構成するスーパー細胞
3.
第2章:身体の細部まで流れる血液
4.
第3章:きめ細やかな皮膚の構造
5.
第4章:人体の細かすぎる部位図鑑
6.
第5章:人体の重要な小器官・小組織
7.
第6章:細かく知りたい体内の重要物質
8.
第7章:人体を支える小筋群
9.
第8章:繊細な感覚器と身体機能
10.
第9章:細かすぎる分泌物図鑑
11.
第10章:細かすぎる排出物図鑑
12.
第11章:日常の細かい生理現象
13.
第12章:体内の小さな有害物質
これらの内容を通じて、体の秘密に迫ると共に、普段見逃しがちな生理現象や健康に関する知識を身につける機会が得られます。
ー知識と魅力を兼ね備えた一冊に
新しい情報や知見を得ることで、視野が広がるだけでなく、自分の体についてもより深く理解することができるでしょう。『世界一細かい人体図鑑』は、ただの図鑑ではなく、大人の知的好奇心を満たすための力強いパートナーとなりうる一冊です。
書誌情報としては、A5判で224ページのオールカラー仕様で、税込み1,870円にてナツメ社から発売されます。医療情報サイトの運営や多くの著作を通じて信頼を得ている山本健人氏の監修ですから、内容も充実しています。ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。自分自身の体をもっと知ることで、日常生活をより充実させるヒントが得られるかもしれません。