書籍『感謝の感触』発売!
株式会社Betterが誇る新刊『感謝の感触』が、2025年7月25日に390冊限定で出版されます。この書籍は、39人の多彩な著者によって描かれた「感謝」をテーマにしたエッセイ集であり、各著者はそれぞれ390文字から3900文字にわたり、感謝の感情やその背後にある思考を探求しています。
この書籍の魅力は、さまざまな分野からの著者が集い、普段の生活の中で感じる感謝から、AIやビジネス、食、デザインなど、彼らの専門性を活かした視点で感謝を捉え直している点です。著者にはAI研究者の徳井直生、猫研究者の服部円、ビジネスの世界で著名な藤吉雅春など、各界で活躍するスペシャリストが名を連ねています。
感謝に対する新たな視点
近年、感謝の意義が再評価されています。ポジティブ心理学では、感謝の実践が幸福度の向上や精神的健康に寄与する研究結果が相次いで報告されています。また、スピリチュアルな価値を求める「SBNR」層の増加に伴い、SNS上では「Gratitude Journal」つまり感謝日記の実践が広まり、日常的なメンタルヘルスケアとしての側面も注目されています。企業も感謝を伝えやすい環境作りに力を入れ、サンクスカードの導入などが進んでいます。
しかし、「感謝」には注意が必要な一面もあります。過剰な感謝は時にプレッシャーを生み出し、真の感情から目を背ける原因となることもあるのです。本書では、感謝を機能として捉える視点に対し、異なる側面からの意見が集まっています。
心触れる一冊
『感謝の感触』は、タイトルの通り、感謝に触れるというテーマで構成されています。感謝とは何かを考えさせ、感じさせるための拠り所となる一冊です。また、著者それぞれが個性豊かな視点から「感謝」を描くことで、読者に新たな気づきを与えてくれます。感謝の感触を通じて、自己の内面を見つめ直す機会となれば幸いです。
その内容は多岐にわたりますが、例えば、どのようにAIが感謝という感情と関わりを持てるのか、日常生活から猫に感謝する瞬間、さらにはビジネスの視点からの感謝の意味など、具体的で多彩な視点が展開されます。
装丁には江波戸李生が手がけた赤いハートのデザインが施され、手に取るだけでも心が温まる一冊となっています。出版は176ページにわたり、A5版変形の形式で提供され、価格は2700円(税別)です。
販売情報
現在はBetter Books Online Storeにて予約販売が行われ、発送は9月の予定です。また、長崎の「ひとやすみ書店」でも取り扱いが予定されています。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
感謝に関する多様な視点と物語が詰まった『感謝の感触』。あなたの日常に新たな気づきをもたらすかもしれません。感謝の心に触れてみてはいかがでしょうか。