トム・ホランドが伝える遊びの力 2025年のショートフィルム公開へ

レゴジャパンが新たなショートフィルム「Never Stop Playing」を発表！

2025年9月2日、レゴジャパン株式会社が手掛けたショートフィルム「Never Stop Playing – 心が動く方へ」が公開されます。この短編映像は、遊びの重要性を訴えるグローバルブランドキャンペーン「Rebuild the World 創造力が、世界を変える」の一環として制作されました。名優トム・ホランドが「Playmaker（プレイメーカー）」として参加し、彼のメッセージが映像を通じて多くの人々に届けられます。

子どもと遊びに関する重要な調査結果

今回のキャンペーンに先立ち、レゴグループは6歳から16歳までの子どもとその保護者を対象に10か国で調査を実施しました。この調査によると、実に44%の子どもたちが「早く大人にならなければならない」と感じており、48%が「子どもっぽい」とされ、遊びをやめる決断をした経験を持っていることが分かりました。さらに、24%は家族や友人から「遊ぶことはカッコ悪い」と言われたことがあると報告しています。これは、子どもだけでなく大人にも当てはまる問題で、遊び心が失われる危機感を浮き彫りにしました。

トム・ホランドが「Playmaker」として登場

トム・ホランドは、キャンペーンにおいて新しい「Playmaker」として位置づけられました。「Playmaker」は、クリエイティビティや好奇心、勇気を象徴し、想像力を解放する存在です。ホランドは、キャンペーンにおいて遊び心を持ち続けることの重要性を大いに表現し、多彩なキャラクターに扮しながらそのメッセージを広めます。

力強いメッセージと多彩なキャラクター

ショートフィルム「Never Stop Playing」は、クリエイティブデュオ Los Pérezが手がけています。AC/DCの楽曲「High Voltage」をバックに、子どもから大人まで遊び心を持ち続ける重要性を伝える力強いメッセージが込められているのです。冒頭では、トム・ホランドが二つのレゴ®ブロックをカチッと組み合わせる場面が描かれ、これが遊び心を取り戻す象徴として強調されます。

ホランドは、スターサッカー選手や起業家、さらには潜入捜査官のレゴ®ミニフィギュアに変身し、年齢や立場に関係なく「遊びは常に選択肢の一つである」ということを示しています。また、彼の実の双子の兄弟もサプライズ出演しており、「遊び心を持ち続けることが私たちをつなげる」という強いメッセージが表現されています。

視覚的な魅力とユニークな小道具

さらに本作では、様々なレゴ®ブロックで作成されたユニークな小道具が数多く登場します。カスタムメイドのロケットシューズや色鮮やかな庭園、空中で組み立てられる不死鳥、さらには大型のサッカーボールやメガホン、野生動物など、視覚的にも楽しませてくれます。

トム・ホランドの遊び心

トム・ホランドは自身のコメントで、子どもの頃のレゴ®ブロックでの遊びについて振り返り、兄弟と共に自由な世界を創り上げていたことを語っています。今回の撮影もそうした思い出を再現できたことが嬉しかったと述べ、「遊ぶことは年齢に関係なく自己表現の手段である」と強調しました。

レゴグループの使命

レゴグループのチーフ・プロダクト＆マーケティング・オフィサーであるジュリア・ゴールディンは、遊びの重要性が年齢を問わず想像力をかき立て、自信を育む力を持っていることを強調しています。彼女は本キャンペーンを通じて、遊びがどのように人々を結びつけ、貴重な体験をもたらすかを伝えたいとしています。

「Never Stop Playing – 心が動く方へ」は、単なるエンターテインメントに留まらず、私たちが持つ遊び心を呼び覚ます重要な作品として位置づけられています。これからの公開が楽しみです！

ショートフィルム「Never Stop Playing」：YouTube