建築構造書籍発売
2025-07-08 11:53:55

WHAT MUSEUM、建築構造書籍出版で建築の魅力を伝える新たな試み

WHAT MUSEUMが初の書籍を発表



東京都品川区に位置するWHAT MUSEUMが、この度、建築倉庫から初めての著書『模型でわかる建築構造のしくみ』を2025年7月11日に誠文堂新光社より刊行します。本書では、歴史的な木造建築から、未来的な宇宙構造物に至るまで、さまざまな建築構造の魅力を探求する内容となっています。書籍の発売に際して、関連した企画展示やトークイベントも予定されています。

書籍の特徴


WHAT MUSEUMの建築倉庫には、著名な建築家や設計事務所から献納された800点以上の建築模型が所蔵されています。これらの模型を使用した展示やワークショップを通じて、建築文化の普及にも尽力しています。本書は、2024年に開催された展覧会「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」を基に、木造建築に特化した構造の理解を助ける内容です。

記載される建築の例


本書では、世界最古の木造建築である「法隆寺 五重塔」や「東大寺 大仏殿」といった歴史的な建築物に加え、大阪・関西万博の「大屋根リング」などの注目の木造建築、さらに開発中の宇宙構造物なども取り上げられています。全体で30点以上の建築模型を撮影したビジュアルも収録し、図解やイラストを駆使して、専門的な内容もわかりやすく解説しています。

書籍のポイント


  • - 展覧会アーカイブ: 過去の展覧会の内容や構造家たちの名言を厳選して収録。
  • - 豊富なビジュアル: 100枚以上の写真とイラストを使用し、視覚的にわかりやすい解説。
  • - 木造建築マップ: 日本各地の名建築を構造の視点から楽しむための特別マップも収録。
  • - 構造家の寄稿: 名だたる構造家による寄稿やインタビューも交えた内容。

発売記念イベント


書籍の発売を祝い、著者や構造家を招いた特別トークイベントも開催されます。第1回は「木造建築の可能性」と題し、2025年8月3日に予定。定員は40名で、事前申し込みが必要です。

企画展示


書籍に基づく企画展示も同時期に開催され、写真家・稲口俊太氏による撮影した模型写真が展示されます。展示は2025年7月15日から9月28日まで行われ、入場料は一般900円です。

構造ワークショップ


また、中高生向けのワークショップも設けられ、ARやVRを使った最新技術を学びながら、構造の楽しさを体感することができます。ここでは、木材を使い大きな多面体を作成することで、楽しみながら構造の理解を深めることができるプログラムです。

WHAT MUSEUMの理念


WHAT MUSEUMは、倉庫ならではの空間を利用し、アートや建築との出会いを提供しています。地域のアートコミュニティの中核として、多様な文化を発信する場としても機能しています。

今後もWHAT MUSEUMは、建築についての理解を深めるためのさまざまな活動を展開していくことでしょう。興味を持たれた方は、公式サイトをチェックしてぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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