『本でつなぐ平和のバトン』--- 終戦・被爆80年を迎えて
今年は終戦・被爆から80年を迎える年です。これを機に開催されるブックフェア『本でつなぐ平和のバトン』は、戦争の悲劇や被爆の実態を伝える重要なイベントとなります。このフェアでは、未来を担う子供たちや学生、新社会人、そして戦争を実際に体験した方々に向け、歴史を学び、平和について考える機会を提供します。
フェアの概要
フェアは、7月15日(火)頃から始まり、8月31日(日)までの期間開催されます。この企画には、賛同する出版社から選ばれた75冊の推薦本が含まれています。参加書店では、推薦本が掲載された小冊子も配布されます。これは、書店が平和のメッセンジャーとしての役割を担うことの重要性を示しています。
- - 開催期間: 7月15日(火)頃~8月31日(日)
- - 参加書店: 全国各地の書店(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州など)
SNSキャンペーン
このフェアを盛り上げるために、SNSキャンペーンも実施されます。8月1日(金)から31日(日)の期間に、公式Xアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#本でつなぐ平和のバトン」を使って、本に関する感想を投稿すると、抽選で豪華商品が当たります。具体的には『ジェイコブコーラーによる被爆ピアノコンサート』へのチケット、または200名様に図書カードNEXTネットギフト2,000円分が贈られます。
関連イベント
ブックフェアに併せて、いくつかの関連イベントも企画されています。ここでは、特に注目すべき2つのイベントを紹介します。
1.
『対決!日本史 アジア太平洋戦争篇』発刊記念トーク&サイン会
このイベントでは、歴史小説家の安部龍太郎氏と著名な知識人・佐藤優氏が集まり、アジア太平洋戦争の実態について熱く語り合います。書籍に収録できなかった裏話も飛び出す予定です。
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日時: 2025年7月30日(水)19:00開演(18:20開場)
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会場: ジュンク堂書店池袋本店
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入場料: 2,000円
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申込方法: 事前予約制
2.
『音声と写真でよみがえる昭和』
ノンフィクション作家の保坂正康氏が主催し、昭和という時代の歴史を振り返ります。参加者は昭和に生きた人々の実話を通じて、歴史の大切さを再認識することでしょう。
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日時: 2025年8月2日(土)14:00~
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会場: ジュンク堂書店池袋本店
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定員: 50名
最後に、今後歴史を語り継ぐことがますます難しくなっていく中で、このブックフェアや関連イベントが小さな一歩として、次世代へと重い歴史をつなぐきっかけとなることを願っています。私たち一人一人が本を手に取り、歴史を学び、平和について考える時です。