キラメキノ未来、京都産メンマの新プロジェクトを発表！地元学生と共に生み出した味わい

キラメキノ未来、新たな京の味を創出！

株式会社キラメキノ未来が、京都府内の支援学校と連携して進めている「京都産メンマプロジェクト2025」は、地元を愛し、食を通じて地域貢献を目指す新たな試みです。2023年4月から本格化したこのプロジェクトでは、八幡市の竹林を利用して国産メンマの製造が行われ、その結果が大きな話題を呼んでいます。

地元の学生と共に育まれたメンマ

今年度は、京都府立八幡支援学校の普通科2年生たちが参加し、竹の幼木を採取、加工する作業を行いました。学生たちは、八幡市内の竹林に足を運び、実際に竹を収穫。その後、学校の調理室で竹を細かく刻んで茹で、一定期間の塩蔵を経て完成したメンマが、いよいよ9月から提供されることに。生徒たちの試食会では、「自分たちで育てたものがラーメンに使われる喜び」を実感する場面が見られ、親しみを持って地元の食材を楽しむ一助となっています。

地産地消の確立と地域の活性化

この取り組みは、地元食材を使った経済活動を促進し、また竹林管理者からも好評価を得ています。高齢化が進む管理者たちを支援する意味でも、教育の一環として生徒たちが採取や運搬作業を行うことで、地域の課題解決に寄与。さらに、キラメキノ未来の施設内セントラルキッチンでも併せてメンマ製造が行われ、今年は昨年の製造量700キロを大きく上回る約1.2トンのメンマが誕生する見込みです。

新たなメニューと企画の展開

提供先は「キラメキノトリ本店」をはじめとする４店舗で、鶏白湯らーめんへのトッピングに始まり、新商品「国産メンマ丼」の開発も進められています。また、メンマをテーマにしたアート活動にも協力し、文化と食の共生を体現する活動が盛りだくさん。例えば、学生たちがデザインしたステッカーで店舗を装飾し、来店のお客様にはオリジナルのおみくじをプレゼントするなど、食を通じた地域の魅力発信にも力を入れています。

ラーメンがもたらす社会的価値

キラメキノ未来が掲げる「ラーメンも人もキラキラと輝いてほしい」という理念の下、地域と協力して創り出す食の新しい可能性が広がっています。プロジェクトは、竹林の活用と地域資源の有効活用をもたらすほか、食を通じて人々をつなげる役割も果たしています。持続可能な食育を実践しながら、将来的には「お子様らーめん」を無償で提供する取り組みなども通じて、地域の未来を担う子どもたちに夢を与える施策を展開していく予定です。