ゲンロン15周年の展望
2025-04-05 11:36:39

株式会社ゲンロンが創業15周年を迎え、未来への展望を発表

株式会社ゲンロンが迎える15周年とその未来



2025年4月6日、株式会社ゲンロンは創業から15年を迎えます。この節目を迎えるにあたり、日頃より支えてくださっている関係者や読者の皆様に深く感謝の意を表します。2001年に批評家の東浩紀氏を中心に創設されたこの株式会社は、その間に数多くの著書やイベントを展開し、文化界において重要な役割を果たしてきました。

創業以来の歩みと主な出版物



初めは「合同会社コンテクチュアズ」として、雑誌『思想地図β』を発行し、以降『ゲンロン』に至るまで、多様なテーマで文化的な批評を展開してきました。その中でも、東浩紀氏が手掛けた『観光客の哲学』や『訂正可能性の哲学』は特に評価され、また『新復興論』や『世界は五反田から始まった』なども多くの反響を呼びました。さらに、初の絵本『スターニャンほしねこくろのおはなし』が今月に出版されることで、多様なジャンルに挑戦する姿勢も示しています。

イベントスペース「ゲンロンカフェ」の役割



2013年の開設以来、ゲンロンカフェは東京都五反田において、政治、ジャーナリズム、哲学など多岐にわたるイベントを月平均10回開催しています。これらのイベントは、多くの参加者に向けて10年以上もインターネットで配信されており、声を届けるプラットフォームとしても高い評価を得ています。

配信プラットフォーム「シラス」の登場



さらに、2020年には「シラス」を立ち上げることで、オンラインでの配信サービスを強化しました。このプラットフォームは、約5万人の登録者を抱え、2024年には取り引き総額が10億円を超える見通しです。これによって、質の高いコンテンツを必要とするリスナーへ新しい価値を提供しています。

スクール事業とクリエイターの育成



株式会社ゲンロンは、クリエイティブな人材を育成するためのスクール事業も行っており、跨る年々多くの才能を輩出しています。現在もSF創作講座やマンガ教室を通じて、新たなクリエイターが育っています。卒業生たちの中には、すでに受賞歴を持つ若手作家も多く、これまでの成功事例が今後の展望を明るくしています。

15周年を祝い、新たなビジョンへ



「むすんで、ひらいて、つなぎかえる」をテーマに掲げ、この15周年を祝いながら、新たな取り組みにも挑戦していく予定です。特に、会員組織「ゲンロン友の会」を含むリニューアル計画が進行中で、幅広いコミュニティの構築を目指しています。

2025年10月からは新しいシステムに基づき、年縛りのない会員資格の継続が実現し、より多くの人々に参加しやすくなる予定です。

特別イベントの開催



4月6日には、創業15周年を記念して特別なトークイベントも開催されます。批評の未来を語るこの場では、著名な批評家たちが集まり、これまでのゲンロンの足取りや今後の批評の形について自由に語り合います。このようなイベントを通じて、ゲンロンはこれからも文化的な議論の中心であり続けることでしょう。全てのご期待に応えるべく、さらなる発展を目指して邁進していきます。

ゲンロンに関する最新情報は、公式ウェブサイトやSNSで随時更新されますので、ぜひご覧ください。興味深い企画やイベントが続々と展開されています。


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