北陸初の対面式デジタル絵画アカデミーが金沢にオープン
2023年8月9日、金沢に新たに登場した「EI デジタルデッサンアカデミー」は、デジタル絵画を対面形式で学べる、北陸初の専門アカデミーです。アートのまち金沢に位置し、現代美術の発信地としての同市にふさわしい、最新のアート教育を提供する場となっています。
デジタル絵画を学ぶメリット
AI時代を迎え、誰もが容易に創作活動を行える環境が整っていますが、それに伴い、自らの表現を効果的に行える人材はまだ少数です。この課題に取り組むべく開設された「EI デジタルデッサンアカデミー」では、デッサンや色彩理論といった基礎から、デジタルツールを駆使したオリジナル表現の技術を学ぶことができます。
このアカデミーでは、22インチの液晶タブレットを使ったデジタルデッサンの手法を習得できます。受講者は、手ぶらでの参加が可能なため、便利で快適な環境で学ぶことが可能です。すべての設備が完備されており、初心者からプロまで、個々のレベルに応じた3つのクラス(エントリー、スタンダード、マスター)が用意されています。
一人一人に寄り添った指導
講師は、20年以上の指導経験を持つ現役の画家である井上栄一氏。彼は、生徒一人ひとりの表現を本格的にサポートし、デジタル絵画特有の「上達の壁」や「独学の限界」を打破することを目指しています。さらに、固定レッスン時間以外にも作品制作や相談が可能な「EI アワー」を新設し、毎週行われるオンライン講評では的確なフィードバックを得ることができます。
幅広い受講者層に対応
また、「EI デジタルデッサンアカデミー」は、美術学校での教育を受けていない方でも、基礎から応用までを段階的に学べるプログラムが用意されており、趣味で絵を描く方々にも最適な環境が整っています。仕事をしながら通う人や、中高年で再度絵を始める方にも、タブレットを使うことでどこでも制作ができ、作品をオンラインで発信することも容易になります。
多彩なカリキュラム
カリキュラムには、人体のクロッキーや服の描き方、明暗をつけたデッサン、そして解剖学に基づいた人体の表現方法を学ぶ内容が盛り込まれており、各講座は理論に基づき実践的な技術が身に付くように設計されています。
アカデミー概要と開校スケジュール
「EI デジタルデッサンアカデミー」は、石川県金沢市泉野出町に位置しています。プレオープンが7月26日、グランドオープンが8月9日で、使用ソフトにはCLIP STUDIO PAINT PROが採用されています。クラス料金はエントリーが8,500円、スタンダードが16,500円、マスターが33,000円であり、入会金や年会費は不要ですが、特典も用意されています。
アカデミーは、デジタル絵画の技術を基礎から学びたい方々にとって、理想的な環境を提供します。絵を描く楽しさを再発見し、表現の幅を広げるチャンスです。興味のある方は、ぜひ体験レッスンに申し込んでみてはいかがでしょうか。