新しい生き方を切り開く指南書『「やりたいこと」はなくてもいい。』
7月2日、ダイヤモンド社からしずかみちこ氏の著書『「やりたいこと」はなくてもいい。』が待望のリリースを迎えました。この本は、自分の「やりたいこと」が見つからずに悩んでいる人に向けて、新しい生き方のヒントを提供する一冊です。
目標がなくても人生を楽しむ
「5年後にどうなりたいか?」という問いに即答できる人は少ないかもしれません。特に、現代においては、夢を追い求めることが美徳とされ、学校や職場で常に目標設定を求められる場面が多いです。「やりたいこと」がない自分に対して、周囲と比較して後ろめたさを感じたり、虚しさを抱える人が増えているのも事実です。しかし、本書はその考え方を変えてくれるかもしれません。
新しい視点を提供する
著者のしずかみちこ氏は、これまでに1000人以上の人々に強みを引き出すセッションを行い、彼らの成長を手助けしてきました。著者によれば、「人生をどう歩むか」に関しては、目標があったほうが頑張れる「逆算型」と、目標がなくても充実した人生を送れる「積上型」の2つのタイプが存在します。「積上型」の人にとって、「やりたいこと」がない方がむしろ良い結果をもたらすことが多いという考え方です。この本では、その「積上型」の生き方を提案し、ありのままの自分を大切にする方法を4つのステップで解説しています。
自分の強みを育てるステップ
本書では、読者が自己理解を深め、自分の強みを見つけ、育てるための具体的なステップが提示されています。
1.
世界を広げ、「強みの種」に刺激を与える - 新しい経験を通じて、自分を知ることが大切です。
2.
自分を深め、「強みの種」を芽吹かせる - 自分自身に向き合い、内面の声を大切にします。
3.
「強みの芽」の成長を邪魔するものを取り除く - ネガティブな思考や環境を変えていきます。
4.
「強みの花」が開き、自然に「道」が見えてくる - 自分の成長を楽しみながら、自然と人生の方向性が見えてきます。
誰もが気軽に手に取れる一冊
著者のしずかみちこ氏は、個人が自分らしく生きる大事さを語ります。彼女自身が経験した多様なキャリアを生かし、「自分の心を殺してはいけない」というメッセージを発信し続けてきました。主にブログやセミナーを通じて、自分の価値を理解する手助けをし、「強み」を見つける手法を伝えています。今回の新著も、その集大成としての位置付けと言えるでしょう。
読んでみる価値あり
「やりたいこと」を見つけることが人生のすべてではありません。本書を読んだ後は、「やりたいことがない自分」を前向きに受け入れることができるようになるでしょう。"無限の可能性"を信じ、自己を受容し、前進する力を得るための一冊です。興味を持たれる方は、ぜひ手に取ってみてください。自分らしい生き方を手に入れるための鍵が、この本の中にあるかもしれません。
書籍情報
- - 著者: しずかみちこ
- - 定価: 1,760円(税込)
- - 発売日: 2025年7月2日
- - 発行: ダイヤモンド社
- - 判型: 四六並製・288ページ
詳細は
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