狭いスペースでも花のある心地よい庭を作る方法とは？

今年の春、株式会社山と溪谷社が新しく出版した書籍『1m2からはじめる花いっぱいの小さな庭づくり』では、わずか1m²のスペースでも美しい庭が作れるノウハウが詰まっています。著者の小黒晃氏は、NHKの「趣味の園芸」でも講師を務める園芸研究家で、初心者から上級者まで楽しめるガーデニングの知識を提供しています。

一年中楽しめる庭の作り方

狭いスペースでも、花に囲まれた豊かな庭を作ることは可能です。小黒氏は、宿根草を基本に一年草や球根類を組み合わせて、四季折々変化する花々を楽しむことを提案しています。これにより、土を掘ったり、肥料をまいたりする手間を少しでも減らしつつ、魅力的な庭を実現できるのです。

植物図鑑でスタート

本書には、114種類の植物が草丈別に整理された図鑑も含まれており、選ぶ際の参考になります。各植物の特徴や栽培のポイントが記載されており、初めての方でも手軽に選定できます。そして、春夏秋冬の移り変わりに対応した植栽例も紹介されているため、季節ごとの変化を楽しむことができます。

効率的で楽しいガーデニング

小さなスペースほど管理がしやすく、手がかからないため、忙しい人でも取り組むことができるのがこのガーデニングの魅力です。また、必要に応じて植物を入れ替えることもできるため、常に新しい発見があります。

著者の小黒晃について

小黒晃氏は1952年生まれで、千葉大学から園芸学を学び、経験豊富な育種家でもあります。彼は約3,000m²に及ぶ見本庭園の管理を行っており、初心者でも理解しやすい説明が好評です。また、様々なメディアで取り上げられ、多くの講演をこなしている信頼性の高い人物です。著書には『ナチュラルガーデンをつくる宿根草』や『新版はじめてのハーブ栽培』などがあり、数多くのガーデニングファンに支持されています。

書誌情報

書名: 1m2からはじめる花いっぱいの小さな庭づくり
著者: 小黒晃
発売日: 2025年3月26日
定価: 1,980円（本体1,800円＋税10％）
判型: B5判
ページ数: 112ページ
* ISBN: 978-4-635-58055-7

本書を手に取ることで、あなたの狭いスペースでも素晴らしい庭を作るための実践的な知識が得られます。少しの努力で大きな楽しみを手に入れてみてはいかがでしょうか。