Coe合同会社とブックダムが業務提携を発表、出版の未来を共に切り拓く

Coe合同会社とブックダムが業務提携を結ぶ

2025年12月18日、Coe合同会社（東京・立川）と株式会社ブックダム（東京・豊島区）が業務提携を結ぶことが発表されました。これにより、出版業界において広報やブランディング支援の分野で新たな展開が期待されます。

本提携は、SNSやAIが生活に密着する現代において、書籍の役割が再評価されていることを背景にしています。短期的な情報発信だけでは到底補えない深いメッセージを、書籍というメディアを通じてじっくりと届ける重要性が増しています。特に、企業や個人が出版を通じて、自らのブランドビジョンや社会貢献のメッセージを発信する場面が増えてきています。

提携の意義

具体的には、CoEとブックダムは以下のような点に力を入れています。

- 伝えたいメッセージを明確にする
- 書籍内容と広報戦略の一貫性を持たせる
- 出版を通じたコミュニケーションの促進

このようなアプローチを採用することで、単なる「伝える」ではなく、相手に「伝わる」出版を実現することが目的です。

両社のビジョン

ブックダムの代表、菊池奈起氏は、「本と出版の価値を高め、社会に良い影響を与える」ことを掲げています。一方で、Coeの大垣敬之代表は新聞、雑誌、オンラインメディアにおける広報活動の重要性を強調。「言葉が生まれる場所を作り出す」ことに情熱を注いでいます。

この提携によって、双方の専門性が融合し、読者との深い関係構築が実現することでしょう。新たな出版体験は、個人や企業が持つメッセージを明確化し、社会に向けて発信することを可能にします。

今後の展開

今後、ブックダムがこれまでの経験を生かし、Coeの知見を加えた出版支援が行われます。具体的には、初期の段階で「どのようなメッセージを届けたいか」を両社で協力して設計し、出版が終了したあとも持続的なPR戦略を策定することが予定されています。

この新たな協業により、書籍を起点にした人々のつながりの場創出や、社会における影響力を高めるための新たなサービス開発が進められます。