高校生向け新プログラム「海の落語プロジェクト」参加者募集中！

一般社団法人うみ落語協会が主催する「海の落語プロジェクト」は、日本の伝統文化である落語を活用し、次世代の高校生たちが海洋問題について学び、発信する機会を提供します。本プログラムでは、プロの落語家と環境専門家の指導を受けながら、自ら創作した落語を披露する「落語高校生コース」と、海洋問題を研究・発表する「海洋高校生コース」の2つのプログラムに分かれ、各5名ずつ計10名の参加者を募集中です。

プログラムの内容は、笑いを通じて海洋問題を学ぶことを目的としており、高校生が「自分ごと」として海を感じ、考えるチャンスを提供します。特に、「海落語」は専門家との連携により、深い知識を身に付けながらも、楽しく創作することができます。2025年度のプログラムでは、初回のオリエンテーションが6月に行われ、その後様々な講座やフィールドワークを通じて進行していきます。

プログラムの流れ

1. オリエンテーションと海洋講座（2025年6月）
初回のオリエンテーションでは、プログラムの趣旨やスケジュールに関する情報が共有されます。参加者は、基礎編の海洋講座を受け、落語の鑑賞を行います。

2. テーマ設定（2025年6月）
チームビルディングが完了した後、各チームは共通テーマを決定し、研究の方向性を明確にします。

3. 創作と研究（2025年7月～8月）
プロの落語家から落語の創作を学び、環境専門家と共に海洋問題の調査を行います。新たな視点から海の問題を探求する良い機会です。

4. 稽古と準備（2025年8月～10月）
各チームは創作した内容をじっくりと磨き上げお披露目イベントに向けて準備します。プロの落語家の指導のもと、より完成度の高い作品を目指します。

5. 中間発表会（2025年10月）
プログラムに関わる関係者を交えて中間発表を行い、フィードバックを得ることで、さらに深化させていきます。

6. お披露目イベント（2025年11月）
最後に、各チームの成果を発表するイベントを開催。海落語の披露や研究の発表が行われ、最優秀チームの表彰も行います。

応募資格と参加者の声

本プログラムは、海洋問題に興味のある高校生を対象としており、交通費や宿泊費が支給されるため、積極的な参加が可能です。他校の生徒との交流や、プロからの直接指導を受ける貴重な機会でもあります。また、落語を演じた経験がある人は特に推奨されており、未経験者も自信を持って参加することができます。参加することで、自分の意見を発信する力や、仲間との協力を深めることができるでしょう。