『考えすぎないコツ』重版記念で新表紙登場
株式会社東洋経済新報社から刊行されている書籍『考えすぎないコツ』が、なんと5度目の重版を迎えました。この記念すべき重版を祝し、表紙デザインが新たにリニューアルされることになりました。そのデザインは、読者からの投票をもとに決定され、柔らかなグラデーションをあしらった見た目が選ばれました。
新しい表紙が選ばれるまで
今回の表紙デザイン選定には、東洋経済IDメールマガジンの読者や公式SNSを通じて、4つのデザイン案から選んでもらうという挑戦的な試みが行われました。その結果、応募者の半数以上が柔らかなグラデーションを用いたC案を支持し、多くのポジティブな意見が寄せられました。特に、「忙しい毎日の中でふと立ち止まり、心に優しく寄り添うデザイン」との声が多く、今後の販売促進にも大いに役立つことでしょう。
書籍の内容とは
『考えすぎないコツ』は、著者である枡野 俊明が提唱する、心の負担を軽減するための禅の知恵が詰まった一冊です。不安や悩みは誰にでもあるものですが、それを必要以上に大きくしてしまうかどうかが大きな違いを生むことを本書では強調します。不安は、雪だるまのように転がることで膨れ上がり、最終的には自分の手を離れてしまうのです。では、どうやってその不安を転がさずにいられるのか。これが本書の核心的なテーマです。
読者へのメッセージ
新たな表紙に生まれ変わった『考えすぎないコツ』は、心の震えを和らげてくれる一冊です。人間関係に悩んでいる方、朝から何も手がつかない方、老後について不安を抱いている方々にとって、背中をそっと押してくれる存在となるでしょう。禅の思想を基に、不安を乗り越えるための具体的な方法が学べます。
目次のご紹介
- - 第1章: 禅とは「気にしすぎな人」のための教え
- - 第2章: 生活を整える
- - 第3章: 自分は何を望んでいるのか、何を恐れているのか
- - 第4章: お金や老後の不安を解消する
- - 第5章: 「心配するな、大丈夫、なんとかなる」の魔法の言葉たち
著者プロフィール
枡野 俊明(ますのしゅんみょう)氏は、1953年に神奈川県で生まれ、曹洞宗徳雄山建功寺の住職として活動しています。また、庭園デザイナーや多摩美術大学の名誉教授としても知られています。大学卒業後、大本山總持寺で修行を積み、禅の思想と日本の伝統文化を反映した庭を創作しています。数々の受賞歴を持ち、国内外から高く評価されている彼の著書は多くの読者に影響を与えてきました。
新たな展開を迎え、また一段と注目を集める『考えすぎないコツ』。ぜひ手に取ってその内容に触れてみてください。
書籍情報
- - タイトル: 考えすぎないコツ
- - 著者: 枡野 俊明(ますのしゅんみょう)
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 発売日: 2024年12月18日
- - ISBN: 978-4-492-047859
- - 体裁: 四六判/並製/218頁
- - 発行元: 株式会社東洋経済新報社
今回は、新しい装いで生まれ変わったこの書籍が、心に寄り添う一助となることを願っています。