赤川次郎の新作がついに登場!
今年も赤川次郎氏の人気シリーズ「夫は泥棒、妻は刑事」が新たなタイトルで帰ってきます。1980年から愛され続け、シリーズ第25弾となる『盗まれた時を求めて』が、5月2日に徳間書店より発売されることが決定しました。この作品は、42年の長きにわたりファンに親しまれたシリーズの中でも、特に注目度の高い作品として、多くの期待を集めています。
本作のあらすじ
物語は、高校生のゆかりが夜の学校の寮を抜け出し、運命的な出会いを果たすところから始まります。駅の待合室で彼女が出会ったのは、謎の女性。すると突然、女性を狙う男たちが現れ、緊迫の瞬間が。ゆかりは逃げ場を求め、女性を救うために命懸けで追っ手の車を止める勇気を示します。この事件をきっかけに、ゆかりは女性に引き取られることになりますが、実はその裏には恐ろしい思惑が隠されていて……。
本書では、特にゆかりの成長とともに展開される緊迫したストーリーが魅力です。彼女が体験する数々の試練や、時に笑いや感動をもたらす場面は、読者の心を掴むでしょう。
シリーズの魅力
「夫は泥棒、妻は刑事」は、泥棒の淳一と刑事の真弓という正反対の二人の関係性が、読者を惹きつけています。一見相容れない彼らですが、その掛け合いは意外なほどに息が合い、読み進める手が止まりません。これはシリーズの醍醐味であり、読者にとって特別な存在であるのは間違いありません。また、本作でもこの二人のユーモアやドラマが如何なく発揮されることでしょう。
編集者からメッセージ
担当編集者は、「このシリーズは、泥棒と刑事という異色の夫婦が魅せる巧妙な推理と、心温まる人間ドラマが織り交ぜられています。第25弾では特に、新ヒロインのゆかりが魅力的なキャラクターとして登場します」と語ります。読者自身がゆかりに感情移入できる瞬間が多く、彼女の成長物語は目が離せません。
著者 赤川次郎のプロフィール
著者である赤川次郎氏は、1948年に福岡県で生まれ、1976年に小説デビューを果たしました。その後『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞した他、『幽霊列車』での新人賞獲得をもって、彼の名は広まりました。ミステリーだけでなくサスペンスや恋愛小説、ホラーなど幅広いジャンルで執筆している作家です。
発売情報
- - タイトル: 盗まれた時を求めて
- - 著者: 赤川次郎
- - 定価: 1,100円(税込)
- - 判型: 新書判
- - ページ数: 248ページ
- - ISBN: 978-4-19-851006-0
この作品が待ちに待ったファンたちの手元に届く日も近づいています。さらに、同シリーズ前作『盗みは忘却の彼方に』もお忘れなくチェックしてみてください!楽しい読書の時間を届けてくれること間違いなしです。