坪木和久の新刊
2025-06-26 07:36:22

異常気象の背後に潜む真実を読み解く!坪木和久の新刊『天気のからくり』登場

異常気象の秘密に迫る!坪木和久の『天気のからくり』



この度、気象学者・坪木和久による新たな著作『天気のからくり』が、2025年6月26日に新潮社から発売されます。本書は、私たちが普段から関心を寄せる天候の仕組みや異常気象に関する魅力的なエッセイ集です。

坪木先生は日本における台風研究の第一人者であり、初めて航空機を用いてスーパー台風の観測を成功させた経歴を持ちます。彼の目を通してみると、台風や豪雨、猛暑といった異常気象がどのように生まれるのか、またそれに隠された驚くべき事実が次々と明らかになります。

内容の概要


本書に収録されている55篇のエッセイは、日常生活の中での気象の不思議や驚きを、科学的な視点で楽しく語ります。例えば、台風の「エネルギーの源は何か?」という基本的な疑問から始まり、台風が日本上陸の際に稲の収穫期にぶち当たる理由や、あの台風の目の構造についても解説されています。また、「線状降水帯」がいかにして発生するのか、雲のない世界はどのようになるのか、さらには台風の威力を減少させる方法についても触れています。

坪木教授は、古代の日本書紀を読みながら、当時の気象の影響を考察し、さらには美術作品から雨粒の形を考えるという、独自のアプローチで天気を捉えています。日々の生活に潜む気象現象を観察することで、私たちが気づけなかった美しい側面を引き出してくれるのも本書の魅力の一つです。

読者の視点が変わる


『天気のからくり』を読むことで、私たちは天気を見上げる際の視点を根本的に変えられるかもしれません。坪木教授のユーモア溢れる言葉は、堅苦しいだけの気象学から遠ざけ、より身近で楽しい存在にしてくれます。

目次からの抜粋


本書の目次には、「台風と豪雨のからくり」、「四季のからくり」、「地球のからくり」など、さまざまなテーマがあり、広範な視点から気象を探求しています。特に「もし地球が茶筒型だったら」といった飛び抜けた想像力を駆使したタイトルは、読者の興味を引くことでしょう。

著者の坪木和久氏は、1962年に兵庫県に生まれました。北海道大学理学部を卒業後、数々の研究機関で活躍し、気象学の研究に情熱を注いできました。今後の研究活動にも期待が寄せられます。

書籍情報


  • - タイトル: 天気のからくり
  • - 著者: 坪木和久
  • - 出版社: 新潮社
  • - 発売日: 2025年6月26日
  • - 本体価格: 1650円(税込1815円)
  • - ISBN: 978-4-10-603931-7
  • - 詳細URL: ここをクリック

この本は、ぜひ一度手にとって欲しい一冊です。これまでの気象に対する認識が変わることでしょう。明日、空を見上げるその目が、きっと一歩進化するはずです。


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