五味太郎の絵本を体感する特別な展示が登場!
2025年8月5日(火)、東京・葛飾にある「絵と言葉のライブラリー ミッカ」で新たな展示『あそぼうよ!五味太郎えほんの世界展』が開かれます。この展示は、五味太郎さんの多彩な絵本の世界を体感できる特別なイベントです。子どもが主役の図書館として知られるこのミッカでは、五味さんのユニークな視点や遊び心が詰まった空間で、訪れる誰もが楽しむことができます。
五味太郎さんは、これまでに400冊を超える絵本を手掛け、国内外で多くのファンを持つ絵本作家。その代表作である『きんぎょがにげた』や、様々な楽しみ方ができる「ゲーム・ブック」シリーズ、さらに最新作の『ぼくは ふね』など、7冊の絵本が展示されます。本展のテーマ「これがいいんだ!」は、五味太郎さんの作品から伝わる自由な発想や、子どもたちが自分の感性に従って楽しむ姿勢を象徴しています。
展示内容
本展では、パブリックエリアと館内展示の二つの会場で五味太郎ワールドを堪能できます。パブリック展示は無料で、誰でも気軽に鑑賞可能です。ここでは、まず『ならんでいる』のペンギンたちと一緒に入館することからスタート。窓からのぞくギフトに思わずワクワクする気持ちを抱きながら、五味さんの作品の世界に一歩足を踏み入れましょう。さらに、絵本ひろばではお気に入りのストーリーにメッセージを添える自由なクリエイティブ体験も楽しめます。
一方、館内展示はミッカの入館者限定で、より深い体験が待っています。絵本『きんぎょがにげた』のアトリエでの探検や、クリエイティブな考えを紙に書き留めるアクティビティなど、訪れる人たちが自分の感性を活かし、ダイナミックに遊びながら学べる場を提供します。また、浮かぶふねの幻想的な演出や、描かれたお題に挑戦するゲームキューブも、多彩な体験を通じて五味さんの世界に没入できます。
環境に配慮した展示設計
本展示では、環境保護に配慮しつつ、すべての人が楽しめるインクルーシブな体験を追求。株式会社丹青社との協力により、サステナブルな素材と展示設計が実現されています。
絵と言葉のライブラリー ミッカ
「絵と言葉のライブラリー ミッカ」は、2018年4月に開館した、子ども中心の図書館です。特別な空間として、年間訪れる来館者は5.7万人を超え、関連イベントを経て70万人以上の注目を集めています。ここでは表現や体験が豊富な空間が設けられ、多様なアートが楽しめる場として多くの親しまれています。
開催概要
- - 展覧会名:あそぼうよ!五味太郎えほんの世界展
- - 会期:2025年8月5日(火)〜2026年5月27日(水)
- - 会場:絵と言葉のライブラリー ミッカ
- - 開館時間:午前10時~午後6時(土曜日の夜間開館あり)
- - 観覧料:無料(館内展示は別途入館料が必要)
この特別な展示で、五味太郎さんの世界を遊びながら堪能し、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。子どもたちの想像力と遊び心を刺激し、絵本の魅力を再発見する素敵な機会です。