河島翔馬と永井龍雲が昭和名曲を熱唱、父の遺志を継ぐ

河島翔馬と永井龍雲が語る昭和名曲の魅力

昭和の名曲がもたらす懐かしさや感動は、多くのファンに支えられてきました。その中でも、5月21日（水）午後8時からBS日テレで放送される「そのとき、歌は流れた」では、特別ゲストに河島翔馬さんと永井龍雲さんを迎え、彼らが継承する名曲の数々を通じて、当時の世相や想いを振り返ります。

河島翔馬が語る父・河島英五の素顔

河島翔馬さんは、フォークシンガー河島英五さんの長男であり、父の名曲を歌い継ぐことにとても強い覚悟を持っています。翔馬さんは、18歳で父を亡くした彼の記憶を辿りながら、「家で『時代おくれ』を弾き語りしていた。父は365日、音楽のことを考えていた」と、家庭内での父の姿を振り返りました。父の影響を受けた音楽への思いは、二人の間の対話でもあると語ります。

「ミュージシャンとしての活動というよりも、父のステージを体験したいと思って続けてきた。自分の曲を作りたい気持ちはない」と語る翔馬さんの言葉には、深い愛情と敬意が込められています。

永井龍雲が語る青春ソングの誕生秘話

続いて、名曲『道標ない旅』を持つ永井龍雲さん。彼はこの曲の誕生秘話を語ります。この楽曲は、三浦友和さんが出演するCMの映像を基に制作されたもので、「暗い歌ばかりでは駄目だ」と感じたのがきっかけだったそうです。「CMタイアップが流行していた時代だったため、過去の成功を意識しながら曲を書いた」という裏側には、当時の音楽シーンを映し出す様子が伺えます。

番組概要と紹介される名曲

番組「そのとき、歌は流れた」は、昭和の時代に誕生した名曲に焦点を当て、名曲がどのように人々の心を掴んできたのかを探る内容です。19世紀の昭和を彩った楽曲たちが、様々な形で世相を反映しながら人々に愛されてきたことを伝えます。明日放送予定の番組では、河島翔馬が父の名曲『酒と泪と男と女』を披露し、永井龍雲は『道標ない旅』の魅力を語ります。

また、昭和51年の名曲として『想い出ぼろぼろ』や『東京砂漠』など、様々なアーティストによる名曲も取り上げられる予定です。特に太川陽介さんによる『陽だまりの中で』のカバーも楽しみなポイントです。

歴史的にも重要なこの番組は、音楽ファンだけでなく、昭和に生きた人々にとっても懐かしさを感じる瞬間となることでしょう。

【放送日時】5月21日（水）午後8時～
【出演者】河島翔馬、永井龍雲、太川陽介他

今回の放送は、ただの音楽番組に留まらず、世代を越えて音楽の力を再確認する貴重な時間となることが予想されます。昭和の名曲たちが持つ力に触れることで、強いエモーションと共に、あの懐かしい時代への思いを新たにする機会をお見逃しなく。