新しいカラオケスタイル
2025-06-09 11:45:39

カラオケ新トレンド「サビカラ」の魅力と注目曲ランキング

カラオケ新スタイル「サビカラ」とは?



近年、エンターテインメントを楽しむスタイルに変化が見られています。その中でも特に注目を浴びているのが、カラオケの新たなスタイル「サビカラ」です。これは、曲の盛り上がり部分、つまりサビだけを歌うという新しい形で、忙しい現代人にピッタリの楽しみ方です。JOYSOUNDを展開する株式会社エクシングは、6月10日にこの「サビカラ」のランキングを発表しました。

「サビカラ」の特徴と魅力



「サビカラ」は、前奏やイントロを飛ばし、1分以内で歌い切れる短いフレーズを楽しむことができるため、特に大人数のカラオケで重宝されています。最近では、費用対効果を重視する「コスパ」の考え方と並び、限られた時間の中で充実した体験を求める「タイパ」を重視する志向が広がっています。これに応える形で登場した「サビカラ」は、短時間で済ませながらも、歌う楽しさをしっかり味わえる点が大きな魅力です。

例えば、話題の曲であるCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」は、原曲が4分14秒に対し、「サビカラ」バージョンでは38秒に短縮されています。このような短いフレーズでの楽しみ方は、短時間でも盛り上がれることから、大勢でのカラオケでも使いやすいスタイルです。

ランキングを通じて見る「サビカラ」楽曲



JOYSOUNDが発表した「サビカラ」総合ランキングでは、先述のCUTIE STREETが1位に輝きました。さらに、FRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」や、カラオケ定番のaiko「カブトムシ」、ポルノグラフィティ「サウダージ」も上位にランクインしています。それぞれが持つキャッチーなメロディが、多くの人の心を捉えています。

特に、最近ではTikTokなどのSNSでバズを起こす楽曲が多く、いわゆる「サビしか知らない」状態の若者たちがこの「サビカラ」と非常に親和性が高いことが分かります。また、アニメ『マッシュル』のOPテーマ「Bling-Bang-Bang-Born」を手がけたCreepy Nutsも28位にランクインしており、若者の支持を集めています。このように、多様なジャンルがランキングに顔を出し、幅広い年齢層に浸透しています。

年代別ランキングとその傾向



「サビカラ」の年代別ランキングを見ると、特に興味深い傾向が見えてきます。例えば、ポルノグラフィティの「サウダージ」は全世代で上位にランクインしており、特に10代〜20代の世代では堂々の1位を記録しています。また、2004年のレミオロメン「粉雪」も上位におり、感情表現が豊かでエモい楽曲が若者に支持されているようです。

30代〜40代では、一青窈の「ハナミズキ」やEvery Little Thingの「Time goes by」といったバラードが人気を博しています。さらに、郷ひろみの「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」も上位に顔を出しており、世代を超えて多くの人に支持されています。

50代〜60代では、中森明菜や松田聖子といった往年のアイドルソングが評価されています。これらの曲は、世代の記憶に深く刻まれており、選ばれる傾向があります。特に薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃“夢の途中”」は、高得点を狙いやすい曲として知られています。「サビカラ」スタイルでも楽しめるため、すっきりとした気持ちで歌える点が大きな魅力です。

まとめ



「サビカラ」は、短時間で楽しめる新しいカラオケのスタイルとして、今後も多くの人に受け入れられ続けることでしょう。この新しい楽しみ方を通じて、皆さんもカラオケの魅力を再発見し、いつもとは一味違った時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


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