広告配信新技術提携
2025-07-22 09:28:48

株式会社フォーエムとSeenThisが新たな広告配信技術を推進する連携を発表

株式会社フォーエムとSeenThisが提携



日本国内でメディアパートナー事業を展開する株式会社フォーエムは、スウェーデンのテクノロジー企業SeenThisとの戦略的な連携に合意し、次世代の広告配信技術「アダプティブストリーミング技術」を導入します。この提携により、フォーエムが提供するプレミアム広告ソリューション「AnyDigital Premium Marketplace(APM)」で、より効率的に広告を配信し、同時に環境への配慮も実現していくことが期待されています。

アダプティブストリーミング技術とは


アダプティブストリーミング技術は、ユーザーのネットワーク状況やデバイスに応じて、動画や画像の品質を最適化しリアルタイムで配信を行う技術です。これにより、必要なデータだけを効率良く配信し、広告表示の迅速化とデータ転送量の削減が可能になります。また、従来の重たい動画ファイルのダウンロードを必要とせず、ストレスフリーなユーザー体験を提供します。

提携の背景


SeenThis社は欧州を中心に注目を集めており、2024年10月には日本市場への本格参入が予定されています。広告素材の配信速度が大幅に向上することで、ユーザーのアテンションやエンゲージメントの向上が期待され、同時に環境負荷の軽減にも寄与します。また、広告配信を通じて二酸化炭素排出量を抑える効果も注目されています。

提携による具体的な効果


今回の提携で、SeenThisの技術を利用することにより、従来の方法と比べてデータ転送量が大幅に削減され、高速な広告表示が実現すると見込まれています。これに伴い、ユーザー体験が向上し、クリック率(CTR)の改善が期待されます。実際に、従来のバナー広告に比べ、最大で3.7倍のCTR向上が報告されており、その効果が実証されています。

今後の展望


フォーエムは、APMを通じて日本国内の主要パブリッシャーへSeenThisの技術を導入し、広告効果の可視化やサステナビリティに関する支援も強化していく方針です。このパートナーシップを通じて、フォーエムはより多くの企業に価値のある広告体験の提供を目指します。

代表者のコメント


SeenThis Japanの飯嶋事業統括は「フォーエムとの連携で、企業収益の最大化や業務効率化を実現できることを期待します。広告主様には高い広告効果を、メディア様にはマネタイズ機会を提供したい」と述べています。

一方、フォーエムの綿本代表取締役は「今回の提携で、広告の質と環境配慮を両立させる新たな基準を確立できることに喜びを感じています」とコメント。今後、APMを通じて地方のパートナーとの連携を強化し、サステナブルな広告環境の実現を目指しています。

SeenThisの企業情報


  • - 会社名: SeenThis Japan株式会社
  • - 所在地: 東京都港区麻布十番2-20-7
  • - 代表者: 事業統括 飯嶋 攝子
  • - 事業内容: デジタル広告向けストリーミングテクノロジーの提供
  • - URL: SeenThis公式サイト

株式会社フォーエムの企業情報


  • - 会社名: 株式会社フォーエム
  • - 所在地: 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
  • - 代表者: 代表取締役 綿本 和真
  • - 事業内容: メディアプロダクト事業/メディアパートナー事業/テクノロジー支援事業
  • - URL: フォーエム公式サイト


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