日本女子ゴルフ界が注目する「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」開幕！

日本女子ゴルフ界が注目する「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」

2023年8月15日からアメリカ・オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCで開催される「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」。
1972年から続くこの大会は、メジャー大会を除けば最長の歴史を持つイベントとして知られています。今年で53回目を迎える大会だけに、国内外から期待の声が上がっています。

歴史的なコースとコース戦略

大会が行われるコースは、1925年に設計されたA・V・マカンによるもので、長年にわたり選手たちを魅了してきました。樹齢の高い木々がそれぞれのホールをセパレートし、ドッグレッグホールや緩やかな起伏のフェアウェイは、高度なマネジメントが求められる場面が多いです。

過去にも日本の選手たちが活躍しており、1986年には岡本綾子選手が優勝、また2010年には宮里藍選手、2012年には宮里美香選手がタイトルを獲得しています。今年も期待の新星たちが参加予定で、竹田麗央選手、岩井明愛・千怜選手、勝みなみ選手、そして渋野日向子選手など、日本のゴルフ界を代表する9名の若手選手が生中継でそのプレーを披露します。

各選手の意気込み

大会に先駆けて行われたWOWOWのインタビューでは、選手たちが様々な思いや調整内容を語っています。

- 竹田麗央選手は「LAでの1週間はゴルフよりも野球観戦を楽しんだ。今週のコースはグリーンが柔らかく、スピードに注意が必要」とコメント。彼女は特に短いパー5がバーディのチャンスホールになると予想し、積極的な攻めを展開する予定です。

- 岩井明愛選手は「コースは美しく、特にフェアウェイが気に入っている。ショットの管理をしっかり行い、アグレッシブなパターが必要」と言い、バーディ合戦になることを予感させます。

- 岩井千怜選手は、「ラフが厄介」としつつも、短いパー5でバーディを狙いたいと意欲を見せ、「リカバリーが難しい局面もあるが、良いスコアを許可できるプレーを心掛けたい」と話しました。

- 勝みなみ選手は過去の経験を生かし、「ティーショットに気をつけたい」と言い、狭いホールに挑む覚悟を見せています。

- 渋野日向子選手は、全英オープンとのコースの違いを気にし、「距離感を合わせるのが大変」と語りながらも、自身のメンタル管理を大切にしていくと語りました。

LIVそしてWOWOWが生中継

WOWOWは大会を連日生中継し、日本人選手専用カメラによるライブ配信も実施します。これにより、国内ファンはリアルタイムでお気に入りの選手のプレーを見ることができ、その熱気を直接感じることができます。

今大会が選手たちにとって大きなマイルストーンとなることを期待し、ファンもその模様を心待ちにしています。これからの展開に目が離せません！