シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』の魅力
幅広い世代に愛される『源氏物語』を基にしたシネマ歌舞伎の新作、映画『源氏物語 六条御息所の巻』が2025年9月26日(金)に公開されます。この新作のプログラムが、上映映画館や松竹ストアの通販サイトで販売されることが決定しました。販売価格は1,100円(税込)で、プログラムには多彩な内容が盛り込まれています。
充実のプログラム内容
プログラムの中には、ストーリーのあらすじやキャラクターの相関図はもちろん、主演を務める坂東玉三郎をはじめとする重要キャストのインタビューも収録されています。特に、主演・監修の坂東と市川染五郎の対談は、作品の深い理解を助け、観客に新たな視点を提供してくれることでしょう。
さらに注目なのは、著名な小説家・角田光代氏、漫画家・大和和紀氏からの特別寄稿です。角田氏は『源氏物語』の新訳を手掛け、その中で六条御息所というキャラクターの一般的なイメージと、シネマ歌舞伎版における描写を分析しています。彼女の視点を通じて、登場人物への理解が深まることでしょう。
大和氏は、自身の漫画『あさきゆめみし』における六条御息所のイメージモデルが実は坂東玉三郎であったことを明かし、その実写化に寄せた新たな感想も寄稿しています。これにより、ファンにとってより親しみのある作品となること間違いなしです。
『源氏物語 六条御息所の巻』のあらすじ
物語は平安時代を背景に展開します。光源氏との子を妊娠している葵の上が病に伏せる中、光源氏は愛人・六条御息所のもとを訪れ、短いひとときを楽しみます。しかし、六条御息所は葵のことを嫉み、彼女への妬みが心を蝕む様子が描かれています。この複雑な人間関係の中で、源氏と御息所の切ない思いが交錯し、物語が進行していきます。
このシネマ歌舞伎版『源氏物語 六条御息所の巻』は、2024年10月に歌舞伎座にて上演され、87分の上映時間で観客を魅了します。羽織袴を纏ったキャストたちの美しい姿とともに、平安時代のロマンあふれる物語をぜひ味わってください。
なお、シネマ歌舞伎における上映料金は以下の通りです:
一般料金は2,200円(税込)で、学生や子供は1,500円(税込)となっています。特別興行にあたるため、サービスデーやレディースデーの割引は設定されていませんので、ご注意ください。観覧料金についての詳細は、各映画館に直接お問い合わせください。
公式HPや予告編もチェックして、この作品を心待ちにしましょう!
この新作を通じて、伝説の文学『源氏物語』を新たな形で観賞できる機会をお見逃しなく!