日本での開催が待望されるTICAD9、アフリカと日本を結ぶ重要なイベント

日本での開催が待たれるTICAD9

2025年8月、日本政府主催の第9回アフリカ開発会議（TICAD9）が横浜で行われる。この注目の会議は、アフリカ諸国との関係強化と持続可能な未来の構築を目指しており、特に注目すべきはキャスタリア株式会社による公式サイドイベントの開催だ。キャスタリアは、アフリカの未来、とりわけ日本との持続可能な関係を築くための対話の場を提供する。

TICAD9の公式サイドイベント

キャスタリアは、医療、教育、音楽、哲学など多彩な分野の専門家を招いたに対話型セミナーを3つ計画している。これにより、様々な視点からアフリカと日本の関係を深く理解し、共創の可能性を探ることができる。

イベントの詳細

イベント1：命を運ぶ鉄道

- 日時：2025年8月5日（火）19:00〜20:30
- 場所：大阪大学中之島センター 5F
- 概要：南アフリカの「病院列車」に日本人が初参加した経験を基に、地域医療の重要性や役割を探るセミナー。登壇者には、医療の現場から直接情報を届ける竹内幹也氏や、経済学者の堂目卓生教授が参加。現地からの映像と共に、国境を越える医療の可能性について議論する。

イベント2：日本の音楽とアフリカ

- 日時：2025年8月19日（火）19:00〜21:00
- 場所：iU 情報経営イノベーション専門職大学
- 概要：アフリカをテーマにした日本のポピュラー音楽の表現を深掘りするセミナー。音楽ライターたちが、音楽を通じて日本とアフリカの関係を新たに再考察する。

イベント3：未来を共に考える

- 日時：2025年8月21日（木）19:00〜21:00
- 場所：iU 情報経営イノベーション専門職大学
- 概要：教育や報道など、さまざまな視点からアフリカとの関わり方や未来への責任を考えるイベント。アフリカとの持続可能な関係を築くためには何が必要か、哲学者やジャーナリストなどが議論を進める。

TICAD9 Cafe Castaliaをオープン

会期中には、横浜のランドマークタワー地下に「TICAD9 Cafe Castalia」が開設される。この無料カフェでは、ケニア産のコーヒーや紅茶を楽しみながら、訪れた来場者同士の交流を促進する場となる。Wi-Fiも完備しており、リラックスした環境で情報交換ができる。来場者の思考や交流、休息の場として活用してほしいとのことだ。

TICAD9とは

TICADは、日本とアフリカの連携を促進する国際会議で、2025年の開催は6年ぶりとなる。この会議では、アフリカの成長を支えるための産業、教育、医療、文化面での協力がテーマとなっている。

キャスタリアは、「教育×IT」をテーマにした取り組みを通じて、アフリカ地域での教育機会の拡大に貢献する企業であり、教育プラットフォーム「Goocus」を展開している。このような企業の取り組みを通じて、アフリカと日本の間に新しい可能性が生まれることが期待されている。

公式サイト: TICAD9
キャスタリアの公式サイト: キャスタリア株式会社

TICAD9がもたらす機会を活かし、アフリカとの新たな結びつきを創出することが、日本にとっても重要な課題である。ぜひ、多くの人に参加していただき、共に未来を考える場にしてほしい。