700万年の人類史
2025-05-30 11:36:10

700万年の人類史をマンガで学ぼう!新著が登場

シンプルでわかりやすい人類進化の旅



2025年6月2日(月)、株式会社KADOKAWAから新刊『マンガでわかる! 人類はどこから来たのか ようこそ、人類700万年の旅へ! 君は、「人間」ってなんだと思う?』が発売されます。本書は人類の誕生から進化の歴史を紐解くもので、著者は国立科学博物館長の篠田謙一氏、イラスト・マンガを手掛けるのは藤野リョウ氏です。

複雑な人類の進化を学ぼう



理科や社会の教科書で目にする用語、例えば「猿人」や「原人」、さらに「旧人」や「新人」など、それぞれが私たちの遠い祖先にあたります。しかし、猿人から新人に至るまでの進化の過程は実に複雑です。実際には、20種類以上の異なる人類が交じり合った歴史があり、その中で唯一生き残ったのがホモ・サピエンスです。

本書は、そうした700万年の人類史をわかりやすく学ぶために作られています。漢字全てにふりがなが振られているため、大人だけでなく子どもたちもスムーズに読み進めることができます。

内容の充実とマンガの魅力



全85ページの本書は、26ページもカラーが含まれており、最新の研究成果に基づく人類の進化のあらゆる側面について触れています。また、マンガという形式なので、楽しみながら知識を得ることができます。篠田氏の解説は理論的でありながらも親しみを持てる内容となっており、理解を深める助けとなれるでしょう。

視覚的な学び



人類とは何か、どうやって現代に至ったのかについては、DNAやゲノムといった生物学的なデータを使用しながら解説しています。さらに、各項目については視覚的に図解されており、読者は歴史の流れを視覚的にも感じながら学ぶことができます。

さまざまな人類のルーツに迫る



本書では、ヨーロッパや東南アジア、日本の現代人のルーツについても詳しく解説します。たとえば、現代のヨーロッパ人の祖先がユーラシア大陸出身であることや、日本本土の人々の祖先が縄文人や弥生人、さらにはロシアにルーツを持つことなど、幅広い視点から人類を探求します。これにより、国際化が進む現代社会における「人種観」のボーダーレス化にも寄与することでしょう。

目次



  • - プロローグ: 人類について私たちは何を知っているのか?
  • - 第1章: 人類はどこで生まれたのか?
  • - 第2章: ホモ・サピエンスとは何者か?
  • - 第3章: 人類はアフリカからどこへ向かったのか?
  • - 第4章: アジア人の祖先はどこから来たのか?
  • - 第5章: 日本人はどこから来たのか?
  • - エピローグ: 人類はどこへ向かうの?

書籍の詳細



  • - 著者: 篠田謙一(国立科学博物館長)
  • - イラスト・マンガ: 藤野リョウ
  • - 定価: 1,760円(本体1,600円+税)
  • - 発売日: 2025年6月2日(月)
  • - ページ数: 192ページ
  • - ISBN: 978-4-04-607426-3

この新刊は、単なる知識の提供に留まらず、読者に人類の歴史を身近に感じさせる、そんな魅力を持った一冊です。未来の人類史を考える一助として、ぜひ手に取ってみてください。


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