蒸気機関車EX Vol.60の特集内容
2025年3月26日、イカロス出版から鉄道趣味誌『蒸気機関車EX(エクスプローラ)』の最新号であるVol.60が発売されます。この号では、特に魅力的なテーマとして2軸従台車テンダ機について詳しく取り上げています。
2軸従台車テンダ機の独自性
2軸従台車に焦点を当てた特集では、その独特な外観とともに、設計上の工夫点についても言及されています。特に、従来は1軸で設計される機関車に対し、2軸の従台車を克服するための技術や巧妙さにスポットを当てることで、その魅力を伝えています。著名な鉄道解説者である髙木宏之さんが監修したこの特集は、貴重な写真や図表を用い、わかりやすく解説されるため、ファンはもちろん、鉄道にあまり詳しくない方でも楽しめる内容になっています。
C571の復活
また、特集の中では「よみがえれ C571」というコーナーも設けられています。2020年に山口線で発生したトラブルで運用を離れていたC571の修繕が2024年から開始されることを受け、その作業の様子や過去の全般検査レポートも掲載される予定です。この部分は、特に鉄道愛好者にとって興味深い情報が満載となることでしょう。
誰におすすめか
本誌は蒸気機関車ファンをはじめ、国鉄好きや鉄道歴史ファン、さらには鉄道模型に興味がある人にもおすすめです。多角的な視点で鉄道文化の魅力を掘り下げ、各ページには美しい写真がふんだんに盛り込まれているため、視覚的にも楽しませてくれるはずです。
本誌の内容
『蒸気機関車EX Vol.60』は、以下のコンテンツを含む156ページにわたる内容です:
- - ハドソン・バークシャー2軸従台車テンダ機概論
- - 機関車の歴史を振り返る履歴簿 D51 742
- - D52ボイラ爆発事故に関する戦中・戦後の激動の記録 先達の轍
- - 千葉機関区・新小岩機関区に見る房総半島の煙
- - C61 33両の歴史とその佇まい
- - 公園機関車特集 井笠鉄道7号機&C61 19
- - 新聞社が描く鉄道の歴史 スイッチバックとループ線についての記録
- - ひっそりと消えていった三美の機関車の物語
このように、鉄道に関するさまざまな情報を網羅しつつ、幅広い読者に向けた内容が豊富に詰まっています。
書誌情報
誌名は『蒸気機関車EX(エクスプローラ) Vol.60』で、定価は2860円(本体2600円+税10%)となっています。A4変型判のサイズで156ページの充実した内容をお楽しみいただけます。
最後に、本書の購入や詳細については、イカロス出版の公式サイトでご確認ください。