手話付き舞台上演
2025-07-15 10:48:49

舞台『わたしのこえがきこえますか』久々の上演決定。手話通訳付きで共生の重要性を伝える

舞台『わたしのこえがきこえますか』、手話通訳付きで開催



2022年第29回OMS戯曲賞で大賞を受賞した山脇立嗣の脚本による舞台『わたしのこえがきこえますか』が、2025年9月4日から9月8日まで東京都豊島区のシアターグリーン BASE THEATERで上演されることが決まりました。この作品は、手話通訳が付いて観客がより深く作品を理解できるように工夫されています。

公演についての詳細


チーム・クレセントが主催するこの演劇は、記憶を呼び起こさせる感動的な物語です。特に2020年3月、本作の舞台設定は日本で緊急事態宣言が発令される直前、老夫婦が故人の娘の13回忌を準備する様子が描かれています。日常の喧騒を脇に置き、彼らの心の中に眠る過去の思い出が次第に明らかになる様子は、観客に深い感動をもたらすでしょう。

物語の焦点は、耳の聞こえない娘・和美が妊娠したことを告げられた両親の葛藤です。当時は手話も未だ「手真似」として軽視されていた時代。強い反対に直面しつつも、「産みたい」という娘の強い意志がどのように家族の絆を試すのか、その感動的な展開に注目です。

上演日程とチケット情報


公演のスケジュールは、以下のようになっています。毎日、異なるキャストによるパフォーマンスが予定されており、観客は多様な演技を堪能できます。チケットの一般販売は2025年7月15日から開始され、早期購入をお勧めします。

  • - 9月4日(木)19:30(Aチーム)
  • - 9月5日(金)12:30(Bチーム)、16:00(Aチーム)、19:30(Bチーム)
  • - 9月6日(土)12:30(Aチーム)、16:00(Bチーム)、19:30(Aチーム)
  • - 9月7日(日)12:30(Bチーム)、16:00(Aチーム)、19:30(Bチーム)
  • - 9月8日(月)12:30(Aチーム)、16:00(Bチーム)

チケット料金は次の通りです:一般5,000円、高校生以下3,500円。A&Bセット券は一般9,000円、高校生以下6,000円でご購入いただけます。また、障害者の方には割引があり、要予約。さらに、字幕付きタブレットの貸出サービスや台本の提供も行っています。

社会的意義とメッセージ


昨年、政府は旧優生保護法を巡る問題について謝罪しました。この公演は、ろう者の歴史や差別の克服をテーマにしており、多くの人々に共生の意義を考えさせるきっかけを提供することを目指しています。特に来る11月には東京で開催されるデフリンピックに向けて、より多くの人々にこの公演を通じて共生社会の実現を考えていただければと願っています。

アクセス


シアターグリーン BASE THEATERは、東京都豊島区南池袋にある便利なロケーション。多くの交通機関からアクセス可能で、未就学児童の入場はできませんが、車椅子での入場は事前に予約をすれば可能です。

この公演を通じて、多くの方に感動を届けたいと考えている若手スタッフやキャストの熱意を感じていただければ幸いです。ぜひ、チケットを手に入れて、感動的なストーリーを体験してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: 舞台 手話通訳 共生

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。