異文化の交差点に立つ『IHJ Cultural Lobby 異種間クロストーク』
公益財団法人国際文化会館が主催するイベント『IHJ Cultural Lobby 異種間クロストーク』が、2025年11月5日(水)に東京で行われます。アートウィーク東京のコラテラルイベントとして位置づけられ、今回は「日本アニメとアメリカ—文化と経済の意外な接点」に焦点を当てています。
特別な登壇者たち
モデレーターには国際文化会館アート・デザイン部門の長谷川祐子氏が務め、特に注目されるのは、アニメプロデューサーの鷲尾天氏と国際ジャーナリスト・音楽家のモーリー・ロバートソン氏の二人です。
鷲尾天氏は、東映アニメーションの重役であり、多くの人気アニメの制作を手掛け、最新の短編アニメーションはアカデミー賞にもノミネートされています。モーリー・ロバートソン氏は、両国の文化を紡ぎ出す役割を果たしており、様々なメディアでの活躍が知られています。彼の音楽活動も見逃せません。
知的セッションの狙い
本イベントでは、日本のアニメーション文化とアメリカのエンターテインメント業界の交差点に位置するテーマを深堀りします。特に、トランプ政権下での文化交流や、日本のアニメの世界的な影響力を読み解くことで、両国の文化的および経済的な結びつきを新たに見つめ直そうとしています。
アートは今や文化、政治、経済など多くの分野をつなぐ重要な役割を果たしています。このセッションでは、異なるバックグラウンドを持つゲストたちから多角的な見解が提供され、参加者には新たな視点とインスピレーションが得られることでしょう。
日時と場所
イベントは午後3時から4時まで開催され、開場は2時30分です。会場は、国際文化会館の岩崎小彌太記念ホールです。この場所はアートや文化が交差する中心地として知られており、参加者はリラックスした雰囲気で会話に参加できます。
参加費は、一般が3,000円、学生が1,500円と、幅広い層が参加しやすい設定になっています。
登壇者のプロフィール
鷲尾天氏は、『プリキュア』シリーズを手掛けた実績で知られるアニメプロデューサーで、国際的な映画祭でも高く評価されています。モーリー・ロバートソン氏は、音楽家としてだけでなく、ジャーナリストや俳優としても多岐にわたって活躍しており、文化交流の重要性を説いています。
文化の未来を探る
このイベントは、現代の複雑化した問題に対するアートの影響を考える良い機会です。文化、経済、社会の交わる場で、アートが果たす役割にスポットを当て、新たな未来を模索する貴重な知的セッションとなるでしょう。
詳細や申し込みについては公式サイトをご覧ください。