待望の重版決定!『美術の物語 ポケット版』
美術ファンなら必見の名著、エルンスト・H・ゴンブリッチ著『美術の物語 ポケット版』が、2025年5月27日に書店に到着予定です。このポケット版は、1950年の初版以来70年以上にわたり、多くの読者に愛され続け、現在では日本を含む35か国で出版され、世界累計800万部以上の発行を誇るという驚異的な実績を持っています。
今年の10月18日に発売された際には大きな反響を呼び、すぐに書店の在庫が完売状態に。このたびの重版は、これを逃した読者にとって待望のニュースです。
本書の魅力とは?
『美術の物語 ポケット版』の最大の魅力は、そのサイズとデザインにあります。表紙は鮮やかな黄色の布クロス装で、本文は糸によるかがり綴じ。これにより、書籍としての強度が増しつつも、洗練されたデザインが秀逸です。680ページから1048ページに増えたにも関わらず、サイズは新書版に近いコンパクトなものとなり、重さも半分以下に軽量化されています。これにより、いつでもどこでも美術を楽しむことができるのです。
また、ポケット版にはゴンブリッチの孫であるレオニー・ゴンブリッチによる序文も新たに収められ、多世代にわたって読み継がれるべき内容が凝縮されていることも特筆すべき点です。
コンパクト化の工夫
本書においては、コンパクトさを追求するための工夫が随所に見受けられます。テキストと図版が前後に分かれ、全501ページは薄く強度のある紙を用いて、図版部分は448ページにわたって鮮やかなカラーで再現されています。この工夫により、テキスト部分と図版部分を交互に参照しながら読むことができます。また、特別に2本のしおり紐が付属されているため、簡単にページを行き来できる便利さも兼ね備えています。
読者の声
本書を愛する多くの著名人からも高い評価を受けています。
美術史家の高階秀爾氏は「歴史の流れの中に、作品の魅力をくっきりと浮かび上がらせる」と称賛し、作家の原田マハ氏は「アートは君の友だちなんだよ。私にそう教えてくれたのは、この本だった」と言及しています。このように多くの人々に影響を与えてきた本書は、イラストや図版も豊富に掲載されているため、美術について新たな視点を提供してくれることでしょう。
購入方法
発売当初に購入したくてもできなかった方は、重版となるこの機会を逃さず、早めにお近くの書店で手に入れてください。今後美術を学ぶ上でも、また美術の魅力を感じるためにも、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。
書誌情報
- - 書名: 美術の物語 ポケット版
- - 著者: エルンスト・H・ゴンブリッチ
- - 翻訳: 天野衛、大西広、奥野皐、桐山宣雄、長谷川摂子、長谷川宏、林道郎、宮腰直人
- - 仕様: 四六変型判/上製・クロス装/1048ページ
- - 初版発売日: 2024年10月18日
- - ISBN: 978-4-309-25746-4
- - 出版社: 河出書房新社
この機会に、ぜひ『美術の物語 ポケット版』を手に入れ、アートの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。