コスメの選び方は成分重視が主流に!
最近、コスメ選びにおいて「成分買い」という新たなトレンドが広がっています。株式会社セントラルメディエンス コミュニケーションズが運営する健康生活情報メディア「からだにいいこと」で実施された調査によると、スキンケア製品を選ぶ際に8割以上の人が美容成分を意識していることが分かりました。このトレンドは、美容愛好家だけでなく、多くの人に浸透していることを示しています。
調査結果の概要
調査は2025年6月13日から6月18日まで全国の「からだにいいことアンバサダー」182名を対象にウェブアンケート形式で行われました。ここではいくつかの重要なポイントを紹介します。
1. スキンケア製品の選定時に、美容成分を意識している人は82%に達しました。
2. 化粧品選びで重視する点は、使用感が77%でトップ。その後、成分(64%)、価格(47%)という結果が示されました。
3. 美容成分の取り入れに際しては、88%以上が「肌への安全性や刺激の有無」を優先して考慮しています。
4. 知っている美容成分では「ビタミンC誘導体」がトップ、逆に「もっと知りたい」と思われている成分は幹細胞エクソソームが1位に。
5. メイクアイテム選びでは、スキンケアほど成分にはこだわらない傾向が見られました。
成分重視のシフト
今回の調査では、スキンケア製品を選ぶ際に84%が肌の安全性や刺激について重視していることが明らかに。美容効果を求めながらも、自らの肌を守るために慎重な姿勢を貫いていることが報告されています。成分重視の流れは、確実に一般消費者の間で根付きつつあるのです。
知名度と興味のある成分
調査によると、知っている栄養成分の第一位は「ビタミンC誘導体」で、なんと91%の人がその名前を挙げています。続いて「レチノール(ビタミンA)」が85%、3位は「トラネキサム酸」で79%という結果になりました。スキンケアで実際に使用している成分も同様で、ビタミンC誘導体が62%、レチノールが51%と、それぞれ高い人気を誇っています。
更に、今後取り入れたい成分としては幹細胞エクソソームが24%の支持を得て1位となり、続いてレチノール(13%)、ビタミンC誘導体とヴィーガンコラーゲンが同率で10%という結果になりました。これらの興味の理由としては、肌が若返りそう、シワに効果がありそうというポジティブな声が寄せられています。特に幹細胞エクソソームには期待が寄せられており、その効果に注目が集まっています。
メイクアイテムは成分にこだわらない?
一方でメイクアップアイテムの選び方については、意識している割合が全体の13%と少数派にとどまりました。「ある程度意識している」と答えた人が38%でしたが、成分に対する注目度はスキンケア製品と比較すると低いことが浮き彫りになりました。このことはメイクアイテムにおいては「見た目」や「使用感」が重視されているためかもしれません。
健康メディア「からだにいいこと」とは?
「からだにいいこと」は、女性のための健康をテーマにしたWebメディアであり、2,000記事以上の医師や専門家による監修記事が存在しています。このプラットフォームは、健康に関する信頼できる情報を提供し、今や1,000人以上のアンバサダーを持つことで、多くの人々に健康意識を高める場を提供しています。
私たちが選ぶコスメにおいて選択肢が広がる中、成分の選定に注目することは、自分自身を大切にすることにつながります。あなたも自分の肌に合った成分を選び、健康的な美容ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。