投資を旅するように学ぶ新ガイドブック『地球の歩き方 オルカン』
2025年8月28日、株式会社地球の歩き方から新しいガイドブック『地球の歩き方 オルカン』が全国書店およびオンライン書店で発売されます。このガイドブックは、人気の投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、略して「オルカン」とのコラボレーションから生まれた一冊です。さて、この本ではどのようにして投資の仕組みを楽しく、また分かりやすく紹介しているのでしょうか。
旅と投資の境界を越えた新たな提案
「オルカン」と聞くと、名前は知っているもののその内容や仕組みには戸惑う部分があった方も多いのではないでしょう。本書は、そんな投資初心者に向けて、旅をする感覚で豊富な情報を提供しています。まるで世界を巡るかのような体験を通じて、資産形成の観点からの思考を広げることができるのです。
オルカンが投資対象としているのは、現在のところ、全世界47ヵ国・地域です。本書はその各国の基本データや主要産業、組み入れ企業も併せて紹介しています。これにより、投資家は自分の資金がどこで、どのように運用されているのかを具体的に理解することが可能になります。
誕生の背景と開発陣の壮大なプロジェクト
このプロジェクトの立ち上げは、オルカンの「生みの親」として知られる代田秀雄氏からの提案から始まったもので、地球の歩き方編集室へのメールがそのきっかけでした。「オルカンと地球の歩き方のコラボレーションで新たな面白いことができないか」という問いかけから、約10ヶ月にわたる開発作業がスタートしました。途中、20~30人からなる編集部のみならず、50~60人の協力者、さらに三菱UFJアセットマネジメントの社員100名以上がアンケートに協力し、200名以上が関わる大規模プロジェクトへと成長しました。
投資の基本から運用の舞台裏に迫る
本書では、投資初心者が安心して学べるように投資用語の基本的な解説と制度についても触れています。それだけでなく、運用のプロフェッショナルによる対談やファンドマネジャーの生活に密着した企画も収められています。これにより、オルカンがどのように創られ、なぜ人気を集めているのかも効率よく理解できるようになっています。
さらに、オルカンゆかりの地域を訪ねる旅も楽しむことができ、例えば巨大IT企業が集まるシリコンバレーの紹介もあります。これにより、読者は単なる情報にとどまらず、文化や産業の背景も理解し、深く考えるきっかけを得られます。
まとめ
『地球の歩き方 オルカン』は、旅行を楽しむ感覚で投資を学ぶことができる貴重なガイドブックです。投資未経験者からオルカンを既に持っている方まで幅広く役立つ内容になっています。この本を手に入れ、知的な旅を開始してみてはいかがでしょうか?資産形成の意義を理解し、未来に向けた投資の楽しさを実感できるでしょう。