木内昇が語る江戸の出版文化
作家・木内昇が2026年6月13日に横浜市開港記念会館で講演会を開きます。この講演では、江戸時代の出版文化について掘り下げ、影響力のあった戯作者たちと版元の人々の物語を紹介します。木内氏が第52回大佛次郎賞を受賞したことを記念したイベントでもあり、期待が高まります。
木内昇のプロフィール
木内昇は1967年生まれで、出版社勤務を経て小説家としてデビュー。デビュー作『新選組幕末の青嵐』以降、多数の作品を刊行しており、『漂砂のうたう』で直木賞を獲得するなど、その実力を示しています。最近では『雪夢往来』で大佛次郎賞を受賞し、江戸時代をテーマにした作品を次々と世に送り出しています。
講演内容の概要
講演テーマは「江戸の出版文化~京伝、馬琴、牧之と版元の人々~」。江戸時代、多くの戯作者は原稿料を受け取ることなく物語を紡ぎました。その背景には何があったのか、山東京伝や曲亭馬琴、鈴木牧之といった著名な戯作者たちの足跡を辿りながら、彼らを支えた版元たちの努力と工夫にも焦点を当てます。どのようにして江戸の人々が物語に親しみ、出版文化が息づいていたのかを考察する貴重な機会となるでしょう。
講演会の詳細
この講演会は、2026年6月13日(土)に14:00から始まります。会場は横浜市開港記念会館講堂で、開場は13:30。入場料は900円で自由席です。なお、未就学児の入場はご遠慮ください。また、チケットを提示すると大佛次郎記念館の特別展示にも参加できます。チケットの購入は2月21日から開始され、チケットぴあや大佛次郎記念館窓口で手に入れることができます。
大佛次郎とは
大佛次郎賞は、作家である大佛次郎の業績を称え、優れた散文作品に贈られる賞として1973年に創設されました。大佛次郎は、時代小説の分野に新たな視点を加え、幅広い読者層を獲得しました。その作品は小説だけに留まらず、ノンフィクションや随筆など多岐にわたり、知性や教養を深く反映したものとして評価されています。この講演会は、その大佛次郎の精神を受け継いだ木内昇の語りを通じて、江戸の出版文化とその背後にある人間の思いに触れる貴重な機会です。
結び
木内昇による「江戸の出版文化」に関する講演は、文学ファンや歴史愛好者にとって見逃せないイベントです。ぜひ、直接お話を聞き、江戸時代の文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。