文学部60周年シンポ
2025-07-10 10:33:23

武蔵野大学文学部が60周年記念シンポジウム「創作と研究の対話」を開催

武蔵野大学文学部が60周年を祝うシンポジウムを開催



武蔵野大学文学部は、2025年8月1日(金)に創設60周年を迎えるにあたり、「創作と研究の対話――大学教育の現場から」をテーマにしたシンポジウムを開催します。このイベントは、東京都西東京市にある武蔵野キャンパスの雪頂講堂で行われ、誰でも自由に参加できる上、事前の申し込みも不要なため、幅広い方々の参加が期待されます。

シンポジウムの目的と内容



本シンポジウムでは、歌人でエッセイストの穂村弘氏をはじめ、小説家の町田康、研究者の川村裕子、大島武宙が登壇し、AI時代における文学研究や古典の二次創作の可能性、今後の創作活動に関する多様なテーマについて講演やディスカッションを行います。特に、文学部がこれまで培ってきた「創作」と「研究」を融合させた教育実践に光を当て、その成果を社会に広く発信することを目指しています。

創設以来、武蔵野大学文学部は日本文学文化に特化した教育特徴を持っています。「創作」と「研究」を結びつけ、両者の専門家が協力して教育を進める体制は、1965年の開校当初より続く貴重な伝統です。しかし、近年は文学研究の細分化や教育の領域分断により、創作と研究の距離が開いてしまう傾向があり、その解決のためにこのシンポジウムでは「創作」と「研究」を結びつける対話が重要視されています。

登壇者紹介



1. 穂村 弘氏(歌人・エッセイスト)
1990年に第一歌集『シンジケート』を刊行し、以降、多くの評論やエッセイを執筆。受賞歴も多数。

2. 町田 康氏(特任教授・作家)
小説家として活動を続ける町田氏は、歌手としての経験も持つ多才な作家です。

3. 川村 裕子氏(客員教授・研究者)
平安時代の日記文学が専門で、多くの著書を持つ教育者。

4. 大島 武宙氏(講師・歌人・文芸評論家)
上代文学や近現代短歌に詳しい評論家で、現代短歌評論賞を受賞しています。

イベントの詳細



  • - 開催日時: 2025年8月1日(金)13:00~17:00
  • - 開催場所: 武蔵野大学 武蔵野キャンパス 雪頂講堂
  • - 参加費: 無料
  • - 対象: 学生、教職員、一般市民など (定員500名)

本シンポジウムは、文学の未来を見据えた多様な視点からの議論を体験できる貴重な機会です。さらに、持続可能な文学教育の重要性や、現代社会における文学の役割を深く掘り下げることが期待されます。参加者は、新しい知見や刺激を得られることでしょう。
武蔵野大学の独自な教育理念と、創作・研究の新たな融合を見つめるこのシンポジウムは、文学に興味を持つすべての方にとって魅力的な機会です。

連絡先


参加に関するお問い合わせは、武蔵野大学学部事務課までご連絡ください。電話番号は042-468-3350、メールは60bungaku@musashino-u.ac.jpです。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: シンポジウム 武蔵野大学 文学部

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。