吉澤嘉代子がナレーション
2025-07-24 13:01:27

シンガーソングライター吉澤嘉代子が映画ナレーションに初挑戦、悪夢の姉妹の物語

吉澤嘉代子が映画ナレーションに初挑戦



シンガーソングライターの吉澤嘉代子が、映画『九月と七月の姉妹』でナレーションを担当することが決まりました。彼女がこの役に挑むのは今回が初めてです。映画は2025年9月5日に全国ロードショー予定で、第77回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、映画祭の場で大きな注目を集めています。

映画『九月と七月の姉妹』とは



本作は、デイジー・ジョンソンの小説にインスパイアされ制作されました。物語は、愛情が複雑に絡み合った15歳の姉妹、セプテンバーとジュライの視点から描かれています。彼女たちは生まれた月が近いため、一心同体としての生活を送っていますが、やがて彼女たちの関係は狂気へと変わります。

物語の舞台はオックスフォードの学校で、二人はいじめをきっかけにアイルランドの海辺にある放置された家へと引っ越します。そこでの生活は、新たな危機をもたらし、姉妹の絆にひびが入っていきます。映画では、彼女たちの不可解な関係が描かれ、次第に不穏な雰囲気が漂います。

ナレーションに込められた思い



吉澤嘉代子は、本作のナレーションについて次のように語っています。「支配的なセプテンバーと、従うジュライ。この姉妹は、二人だけの合図や目配せで会話をし、母親さえも介入できない特殊な絆を持っています。」彼女は、姉妹の無垢さとその裏の不穏さについて強い印象を受けたと語ります。

また、映画のナレーションには特有の緊張感が漂い、聴く者に深い印象を与えます。映画のサウンドデザインを手がけたのは、アカデミー賞を受賞したジョニー・バーンで、彼の手による音響が物語の不安定さをより一層引き立てています。

監督とキャストに注目



映画を監督するのはアリアン・ラベドで、彼女は公私ともにパートナーのヨルゴス・ランティモスと共に映画界で注目される存在です。ラベド監督も本作に強い情熱を持って取り組んでいます。また、姉妹役を演じるのは、カンヌ映画祭で評価を受けたパスカル・カンとミア・サリアです。彼女たちの演技に期待が寄せられています。

まとめ



映画『九月と七月の姉妹』は、一見完璧な姉妹関係が、それを取り巻く環境によってどのように変わっていくのかを描いた作品です。吉澤嘉代子のナレーションは物語に新たな深みを加え、観客を不安な悪夢へと誘います。公開が待ちきれないこの作品、ぜひご期待ください。

公式HPやSNSも要チェックです!


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