大河ドラマ『べらぼう』オリジナルサウンドトラックが遂に発売決定！

大河ドラマ『べらぼう』オリジナル・サウンドトラックが発売決定！

大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』のオリジナル・サウンドトラックから、待望のベスト盤と完全盤が発売されることが発表されました。このサウンドトラックは、現在クライマックスを迎えている同ドラマの音楽を特集したもので、これまでのサウンドトラックが凝縮されている点が魅力です。

ベスト盤と完全盤について

12月24日リリースのベスト盤には、サウンドトラックのVol.1から3に収録された楽曲を中心に、後に重要な役割を果たす曲をいくつかピックアップしています。一方、1月30日にリリースとなる完全盤では、Vol.4と5の全曲が収録され、ドラマを彩る全ての音楽を楽しむことができます。

この完全盤には、特別にジョン・グラム作曲家自身による5000字を超える寄稿文がブックレットに掲載される予定です。この寄稿文では、彼がどのようにして『べらぼう』の音楽を作り上げたのか、その背景や思いが語られる予定で、ファンにとっては貴重な情報となることでしょう。

ジョン・グラムの音楽の魅力

『べらぼう』の音楽は、アメリカ出身の作曲家ジョン・グラムによって創り出されています。グラムは、大学教授の家庭で育ち、文学や歴史、芸術に深い愛情を寄せています。彼の音楽は、大編成のオーケストラを最大限に活かし、特有の楽器であるツィンバロンを用いた独自の音色によって、ドラマの情緒や情景を巧みに表現しています。

特に『べらぼう』では、江戸時代の出版人である蔦屋重三郎を主人公にした物語に対して、彼の歴史・美術への造詣が色濃く反映されています。美しくも躍動感のある音楽は、視聴者をその世界観に引き込む力を持っており、ドラマの盛り上がりをより一層引き立てています。