「ぷるぷるパンク」展
2025-06-13 13:28:39

ハシジマコウスケが描く新たな世界観「ぷるぷるパンク」展 開催!

ハシジマコウスケの個展『ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-』が開幕



2025年6月27日、原宿のギャラリーtHE GALLERY HARAJUKUにて、注目のクリエイティブディレクター、ハシジマコウスケの初の個展『ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-』が開催されます。この展覧会は、彼のオリジナルSF小説『ぷるぷるパンク』を基に、アートと文学の交差点を探求する試みです。

常識を超えたアートの冒険



ハシジマコウスケは、30万字に及ぶ長編小説を「存在しないアニメの原作」として執筆。その中で、デジタルアートを通じて妄想世界の“熱”をキャンバスに描き出します。彼の作品は、筆跡やコラージュ、マテリアルの質感を巧みに組み合わせ、稀有な視覚体験を提供します。

この個展では、アートが単なる鑑賞物から、文学と双方向に作用する作品へと進化。視覚情報と文字情報の境界を壊し、観客の脳を揺さぶる刺激的なインターフェースとして再構築されます。まさに、ポップな表現の裏側には“狂気のプロセス”が潜んでいるのです。

狭間を無視したハイブリッドな体験



『ぷるぷるパンク展』は、アナログとデジタル、フィクションと現実、文字と絵、さらにはサイバーパンクとシティポップといったあらゆる境界を越えていきます。この展覧会は、アートと文学が交わる新たな地平を切り拓くものとなるでしょう。

ハシジマの挑戦は、鑑賞者に「そこまでやる?」を問いかけ、さらなる深みに誘います。観る者は、その先に広がる未知の景色を体験することでしょう。

ハシジマ コウスケのプロフィール



ハシジマ コウスケは1978年に神奈川県で生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、数々の有名ブランドのクリエイティブを手がけるデザイナーとして活躍してきました。B.LEAGUEやJAXAのロゴデザインで知られる彼は、オランダでのデザイン学習やドイツのadidasでの経験を経て、日本に帰国します。広告代理店やBuzzFeed Japanの立ち上げにも関わり、国内外で多くの賞を受賞しています。

SF小説『ぷるぷるパンク』の内容



『ぷるぷるパンク』は、サイバーパンクとシティポップが融合した未来の物語で、鎌倉と福井を舞台にした若者たちの成長を描いています。彼らは、自己の否定と肯定を繰り返しながら、閉塞感に満ちた社会と格闘します。2024年のコミックマーケットでは、同人作品としても注目を集めました。

キュレーター米原康正の視点



展覧会のキュレーターを務める米原康正は、サイバーパンクの新たな可能性を模索し、男子社会的影響力に偏らない作品の重要性を訴えています。『ぷるぷるパンク』は、その視点を反映し、未来の多様性を示す力強い作品です。彼は、この小説が時代を映す鏡であることを認識し、それが将来の物語に大きな意味を持つことを示唆しています。

展覧会の詳細



  • - 開催日: 2025年6月27日(金)~7月6日(日)
  • - 時間: 11:00~19:00(休廊日: 月・火曜日)
  • - オープニングレセプション: 6月27日(金)18:00~20:00

新しいアートの風を体感できるこの展覧会に、ぜひ足を運んでみてください。未来の物語とその可能性を一緒に探求していきましょう。


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