新たな読書体験を提供する『苦手な読書が好きになる! ゼロからの読書教室』
読書に苦手意識を持つ方のために、読書猿が初めて提案する「薄い」本が、5月23日に刊行されます。この新刊『苦手な読書が好きになる! ゼロからの読書教室』は、著者自身の経験をもとに、読書の楽しさを再発見するための一冊です。多忙な現代人に向け、読みやすさを追求しつつ、充実した内容を盛り込まれています。
読書に対する固定観念を打破しよう
私たちが抱える「読書は時間がかかる」「最後まで読む必要がある」といった先入観。このような固有の考え方が、読書への心のハードルを高めてしまいます。しかし、読書猿はそんな考え方にアプローチし、むしろ「本は途中からでもいい」「内容を全部理解しなくても大丈夫」といった新たな視点を提供します。
著者は、ベストセラー『独学大全』を生み出した実績をもつ読書猿。自身が幼い頃から読書を苦手としていたことを背景に、どのようにして読書家に至ったのか、その軌跡が描かれています。また、文芸評論家の三宅香帆さんもこの本を推薦しており、「読書猿がすべてを教えてしまって本当にいいのか」と心配になるほどの内容となっているという評価も得ています。
幅広い内容で学ぶ読書術
本書は二部構成となっており、第一部は「本となかよくなるために」というテーマで、読書に苦手意識を持つ人がとるべき行動や考え方を提示しています。例えば「全部読まなくてもいい」「質問を自由にしてもいい」といったフレーズは、非常に新鮮。これにより、自分に合ったペースで読書を楽しむ手助けをしてくれます。
第二部では、「出会いたい本に出会うために」と題し、さまざまな本との出会い方や探し方についても言及しています。「図書館に行こう」「百科事典から始めよう」といった実用的なアドバイスが、多様な読書体験へとつながります。これは読書初心者から上級者まで、さまざまな層に共感を呼ぶことでしょう。
挿絵で親しみを加えた魅力
さらに、人気イラストレーターの北澤平祐さんによる親しみやすい挿絵が、文章の内容を引き立てる要素となっています。読書猿のメッセージの背後には、常に楽しさを感じられるようにとの思いが込められています。
本書は、一冊の本に対する新たなアプローチを提案しています。「本は好きだけど、どうしても読まないといけないと感じる人へ」と呼びかけるその姿勢は、読書に対する敷居をぐっと下げてくれるものです。
予約販売も好評
現在、ネット書店での予約が始まっています。定価1760円(税込)で、208ページの内容で構成されています。興味のある方はぜひ、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
この『苦手な読書が好きになる! ゼロからの読書教室』が、あなたの読書ライフを変える一助となることを願っています。詳細情報や予約はこちらからご覧になれます。