映画館で楽しむバレエの魅力
ロイヤル・バレエが誇る名作『くるみ割り人形』が、好評を受けてTOHOシネマズ日本橋での上映を2月20日まで延長します。この作品は、クリスマスシーズンに多くのバレエ団で上演される中でも、英国ロイヤル・バレエのピーター・ライト版が最高峰として称賛されていることをご存知でしょうか。チャイコフスキーの美しい音楽に乗せて、華やかな舞台が繰り広げられます。
魅力的な作品の再上映
『くるみ割り人形』は、クリスマス・ツリーが魔法のように大きくなり、ねずみたちとの壮大な戦いを経て、美しい雪の精やお菓子の国の華やかな饗宴が展開する物語。昨年も非常に高い評価を受けており、570回以上の上演を誇るお馴染みの作品が再登場します。
この作品の冒頭では、プリンシパルダンサーのマリアネラ・ヌニェスが登場し、初心者にも最適な作品としてその魅力を紹介しています。そして、2月7日から13日までの一週間限定の公開が、満席が続出するほどの人気を集め、急遽延長が決定したのです。
注目の若手日本人ダンサー
観客が毎回楽しみにしているのは、日本人ダンサーの活躍です。特に注目したいのは五十嵐大地。2013年にユース・アメリカ・グランプリで受賞し、2019年から2024年にかけて急成長を遂げています。彼はドロッセルマイヤーの助手役を務め、その魅力的なパフォーマンスが話題を呼んでいます。
同じく中尾太亮も、大役を果たしています。兵士として、またロシアのダンスを披露し、その優れた技術とスタイルに観客を魅了しています。佐々木万璃子も要注目のダンサーで、花のワルツを踊る彼女は高い技術と華やかさを兼ね備え、こちらもプリンシパルに近づいています。
これらの若手ダンサーたちは、今後のバレエ界を彩る存在になります。
次回作への期待
さらに、2月21日からは『シンデレラ』の上映が始まります。主演を務めるのは金子扶生で、彼女の演技にも大いに期待が寄せられています。日本からのダンサーたちの活躍に目が離せません。
まとめ
ロイヤル・バレエ『くるみ割り人形』は、映画館という非日常的な空間で最高峰のバレエを楽しむ機会を提供し、多くの観客の心を掴んでいます。映画でバレエの世界を堪能し、その魅力を存分に体感してみてください。映画館での特別な体験をお見逃しなく!
公式サイト:
http://tohotowa.co.jp/roh/
配給: 東宝東和