新競技「アルティメットシューティング」
2025-07-02 12:30:24

初代タイガーマスク佐山サトルが新競技「アルティメットシューティング」発足へ

記事詳細



初代タイガーマスクとして知られる佐山サトル氏が、実戦型格闘技「アルティメットシューティング」を発足させることが発表されました。この新たな競技は、2025年7月20日、沖縄コンベンションセンターで開催される『X BORDER 2025』の一環として実施される初のプレマッチでお披露目です。

「アルティメットシューティング」は、打撃技の攻防を中心に、パンチやキック、投げ技を駆使した実戦型格闘技です。特筆すべきは、グラウンドではパウンド(パンチ)のみが許可され、タップアウトや絞め技は一切禁じられている点。これにより、観戦者にとっても分かりやすく、ダイナミックな試合展開が期待されます。

ルールの背景


この競技のルールは、1990年に掣圏道協会が提唱したSAボクシングに基づいています。SAボクシングは、現場での実践を想定した構造を持つ格闘技で、打撃や投げを重視し、寝技においてはパウンドのみを許容していました。これにより、従来のキックボクシングにレスリング要素を加えた、観客にも伝わりやすい競技として確立されたのです。現在の「アルティメットシューティング」は、これらのルールを現代的に最適化した形で実施されることになります。

イベント概要


  • - 日時: 2025年7月20日(日)
  • - 会場: 沖縄コンベンションセンター 展示棟
  • - 内容: 日米選抜選手による対抗戦プレマッチが開催予定

出場予定選手は、修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ選手と第9代修斗環太平洋フェザー級チャンピオンのTOMA選手。さらにはチャレンジャー枠も設けられ、公式SNSで公募を行います。詳細については後日発表される予定です。

アルティメットシューティングの魅力


本競技は、総合格闘技の源流である佐山サトルによって創り出された、新たな実戦型格闘技として注目を集めています。SAボクシングや掣圏道の思想を引き継ぎ、ストリートファイトの要素を色濃く反映しています。また、視覚的にわかりやすく、格闘技を見たことがない人にも理解しやすいルールで構成されています。これにより、より多くの人々に格闘技の魅力を伝えることができるでしょう。

X BORDER 2025について


『X BORDER 2025』は、次世代のIPやクリエイターたちを発掘し、発信するための一日限りの総合フェスティバルです。映画、音楽、格闘、トーク、ネットワーキングの五つの柱から成り立ち、ジャンルや国境を超えた新たな才能に触れることができる貴重な場です。

「アルティメットシューティング」は、打撃と投げ技に特化した実戦型格闘競技で、XBP株式会社が提唱する「次世代リアルファイト」の重要な一歩となります。今後は国際的な選手交流やメディア展開、他ジャンルとの連携も見据えた内容になっており、格闘技ファンはもちろん、一般の観衆にも新たな楽しみを提供できるはずです。

この革新的な試みは、沖縄でのイベントをきっかけにして新たな潮流を生み出すことでしょう。興味のある方はぜひ、沖縄コンベンションセンターでの「アルティメットシューティング」に注目してください。


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