藤田まことの素顔を綴った新刊『藤田まこと 修芸生涯』
2025年2月21日、文芸・カルチャーを担う立東舎から新たに発売される『藤田まこと 修芸生涯』は、名優藤田まことの知られざる素顔を長女の原田敬子が語る貴重な一冊です。藤田まことは、2010年に惜しくもこの世を去り、今年で没後15年となります。彼は今なお『てなもんや三度笠』や『必殺シリーズ』など、多くの作品で親しまれ、その魅力は再放送や配信サービスを通じて多くの人々に愛されています。
藤田まことの魅力に迫る
本書では、ドラマや舞台での話題はもちろん、家庭で見せた藤田の意外な一面も紹介されています。原田敬子は、父である藤田まことの庶民派スターとしての生き様や、数々の役を通じてどのように人々に愛されたのかを、彼女自身の視点で綴っています。
「人生、あきらめたらあかん」という座右の銘を持っていた藤田まことの生涯は、決して平坦ではありませんでした。多くの苦難を乗り越え、常に笑いとともに生きたその姿は、彼を知る全ての人にとって元気づけられることでしょう。
共演者たちの思い出
本書には、藤田まこととの共演経験がある9名の著名な俳優たちのエッセイも掲載されています。黒柳徹子、三田村邦彦、萬田久子、京本政樹など、彼らが語る藤田まこととの思い出は、名優の人柄を深く感じさせるものです。
書籍の内容
『藤田まこと 修芸生涯』は、全12章から成り、彼の闘病生活や主な作品、さらには彼が設立した新演技座や、家庭でのエピソードに至るまで多岐にわたり描かれています。例えば、「闘病生活でも、藤田まことは藤田まこと」という章では、彼が病に苦しむ中でも忘れなかった俳優としての誇りについて語られています。
藤田まことのLegacy
名優のレガシーは、彼の業績だけでなく、家族や仲間たちがどのように彼を偲び、影響を受けたかにも現れています。この本を通じて、藤田まことという人間がどれほど多くの人々の心に残っているかを感じ取れるでしょう。
また、書籍の中には、藤田の趣味やダンディズムについてのコラムも収められており、彼の多面的な魅力を理解する手助けとなります。
発売情報
- - 書名: 藤田まこと 修芸生涯
- - 著者: 原田敬子
- - 定価: 2,000円(税別)
- - 発売日: 2025年2月21日
- - 出版社: 立東舎(リットーミュージック販売)
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藤田まことの偉大な軌跡を記したこの書籍は、ファンにとっては必読のアイテムです。彼の生き様を知ることで新たな感動を得られるでしょう。