ドイツの家庭の味を再現するレシピ本『タニアさんのドイツ菓子』発売決定

新刊『タニアさんのドイツ菓子』が登場!

2025年12月6日、株式会社大和書房から新しい料理本『タニアさんのドイツ菓子繰り返し作りたい、素朴でおいしいレシピ』が発売されます。この本は、著者である門倉多仁亜さんがドイツ人の祖母から受け継いだ、心あたたまるお菓子のレシピを集めたものです。ドイツの家庭の味が詰まったレシピを通じて、日常的に楽しめるお菓子作りの楽しさを伝えています。

お菓子作りの楽しさを家庭で

タニアさんのライティングスタイルは、読み手に寄り添った形でお菓子作りのプロセスを紹介しています。「お菓子作りは、毎日の食事を作る感覚で楽しんでください」との言葉には、気軽に挑戦してほしいという思いが込められています。この本には、ドイツのお菓子作りに欠かせない基本的な生地、すなわち「パウンド」「パン」「タルト」「スポンジ」の4つの基本をマスターすれば、その後は季節の果物やナッツを自由に加えて、色々なアレンジが楽しめるようになります。

豊富なレシピが魅力

本書には、以下のような多彩なお菓子のレシピが含まれています:

- パウンド生地のお菓子: りんごのケーキ、さくらんぼのケーキ、アーモンドのケーキ、シナモンのケーキなど。
- パン生地のお菓子: プルーンの鉄板焼きパン、シナモンロール、ジャム入りドーナッツなど朝食にもぴったりなレシピが満載。
- タルト生地のお菓子: ドイツ風ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキ、りんごのタルトなど、様々なフルーツを楽しむことができます。
- スポンジ生地のお菓子: ベリーのケーキ、ロールケーキ、レモンクリームケーキ、黒い森のケーキといった特別な日にもぴったりの一品も。

この本の特徴は、シンプルで手軽に作れるレシピであること。ドイツの家庭で受け継がれた「素朴」かつ「美味しい」お菓子を家のキッチンで再現して、日常の中で小さな幸せを見つけられることを目指しています。

手に取りやすいデザイン

本書はハードカバーでしおりも付いており、キッチンでの使用にも適したデザインになっています。お菓子を作る時にページをめくりやすく、見やすい形で設計されています。さらに、この本はSBクリエイティブから出版された『何度でも食べたくなる、わが家のレシピドイツの焼き菓子』を基にしており、内容が大幅に加筆・再構成されていますので、より多くのレシピに触れることができます。

著者について

門倉多仁亜さんは、1966年生まれで日本とドイツのハーフとして育った経歴を持ちます。国際基督教大学を卒業後、外資系証券会社でキャリアを積み、その後ロンドンで料理を学びました。自宅で料理教室を主宰し、料理やドイツのライフスタイルについて様々なメディアで発信しています。著書も多く、近年はドイツのシンプルな暮らし方にも定評があります。

『タニアさんのドイツ菓子』は、家族や友人との時間をより豊かにするお菓子作りの秘訣が満載の一冊です。発売される日が待ち遠しいですね。