第一園芸の人気連載が書籍化
2025年7月17日、第一園芸株式会社が運営するオウンドメディア「花毎」の人気コンテンツ『二十四節気の花絵』が書籍として発売されます。この書籍には、イラストレーターの水上多摩江さんによる美しい銅版画と、各花にまつわる新たな花ことばが収められ、花と緑の豊かさを感じることができます。
「花毎」とは
「花毎」は、第一園芸が提案する「花が毎日の暮らしに寄り添い、心が豊かになること」をテーマにしたウェブメディアです。2018年のスタート以来、日々の暮らしに役立つ花に関する情報を発信し、読者からの支持を集めてきました。その中でも『二十四節気の花絵』は、特に人気のある連載です。現在までに130話以上が公開され、それぞれの節気に合わせた花の美しさとそのストーリーが展開されています。
二十四節気とその魅力
二十四節気は、太陽の動きに基づく日本の古い暦法で、年を24に分けて季節感を表現します。このシステムは古代中国が発祥で、日本には飛鳥時代に伝わり、江戸時代には農業や生活のリズムを形作る重要な要素となっていました。書籍では、この二十四節気の背景や、それに関連する行事についても詳しく紹介。季節を感じる素材としての花がいかに人々の生活に寄与してきたかを再認識させてくれます。
新たな花ことば
この連載では、一般的な花ことばに加え、水上さんが花の特性に基づき創作した新しい花ことばが紹介されています。花言葉とは、17世紀にオスマン帝国から始まり、19世紀のヨーロッパで広がりましたが、現在の多くは当時のものを引き継いでいます。本書では各植物が持つ文化的背景や歴史が語られ、花に対する理解を深めるための貴重な観点を提供しています。
書籍化記念キャンペーン
書籍の発売を記念し、2025年7月17日から、対象の第一園芸店舗で書籍をご購入された方や、33,000円(税込)以上の買い物をされた方に、特製のポストカードセットがプレゼントされます。このポストカードには、書籍に登場する作品がデザインされており、花の美しさを日常に取り入れる素敵なアイテムとなるでしょう。キャンペーンは無くなり次第終了となるため、早めのチェックをお勧めします。
対象店舗とオンライン
対象店舗は日本橋店や伊勢丹新宿店など、第一園芸の複数の店舗。オンラインショップでも書籍を買うことができ、ポストカードも同梱されます。https://www.daiichi-engei.co.jp/
著者紹介
書籍の著者は、第一園芸「花毎」のクリエイティブディレクター石川恵子さん。彼女はデザインシンクタンクや消費財メーカーでの経験を経て、2011年に第一園芸に入社。以降、花の楽しさを広めるための活動を行っています。また、水上多摩江さんは、銅版画の技術を駆使した作品を生み出すイラストレーターです。彼女の仕事は、花の物語とともに視覚的な楽しみを提供しており、本書においてもその真価を発揮しています。
この書籍を通じて、花々が持つ美しさ、季節の移り変わり、人々の心情といったテーマを、より深く感じられることと思います。花が心豊かな暮らしを育む一助となることを願って、ぜひ手に取ってみてください。