キム・ヨンデが描くK-POPの未来『K-POPを読む』がついに発売！

K-POPの深淵に迫る新刊『K-POPを読む』

2025年3月11日、音楽評論家キム・ヨンデ氏による新著『K-POPを読む』が辰巳出版から発売されました。本書は、現在のK-POPシーンに名を馳せる10組のアーティストを取り上げ、その音楽の魅力について多角的に考察した一冊です。特に、彼の前著『BTSを読む』がベストセラーとなったことからもわかるように、彼の視点は多くのファンとメディアに影響を与えています。

K-POPアーティストによる多様な視点

本書では、BTSやBLACKPINKのような人気アーティストだけでなく、TOMORROW X TOGETHERやNCTなど、今をときめくグループや、テミン（SHINee）やテヨン（少女時代）といったベテランアーティストまで、幅広いラインナップが揃っています。各アーティストが持つ独自のスタイルとその背後にある音楽的背景を探ることで、K-POPの多様性が浮き彫りにされていきます。

特に注目すべきは、アーティストの音楽がどのように自己表現の手段として機能しているのか、またそれがどのように社会的・文化的な背景と結びついているのかという点です。キム・ヨンデ氏は、彼らの音楽が持つ芸術的価値や美学を深く考察し、「いまここでのアイドル」の価値を強調しています。

K-POPの歴史と未来

本書は、K-POPの歴史を振り返り、現在の盛り上がりの背景にある要因も解説しています。そして、これからのK-POPがどのような道を歩んでいくのか、未来への期待も込められています。また、『BTSを読む』で触れた内容の続編とも言える内容も含まれており、メンバーそれぞれのソロ活動の魅力についても掘り下げています。

日本版特別インタビュー

さらに、特別企画としてキム・ヨンデ氏への最新インタビューが収録されています。このインタビューでは、彼の音楽観やK-POPへの思いを直接聞くことができ、ファンにとっても興味深い内容となっています。

書籍の詳細と購入情報

『K-POPを読む』は、定価2,420円（本体2,200円＋税）で、四六判320ページの読み応えのある内容です。K-POPファンだけでなく、音楽好きであれば誰でも楽しめる内容が詰まっています。購入はAmazonや楽天ブックスなどで可能です。

K-POPの深淵に迫る一冊を手に取って、音楽の新たな視点を発見してみてはいかがでしょうか。