リバイバル上映記念!『海がきこえる』誕生秘話
2023年7月4日(金)より、スタジオジブリのアニメ映画『海がきこえる』が、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」が企画したリバイバル上映プロジェクトの一環として、初の全国上映されることが決定しました。この特別な上映を記念して、物語の誕生秘話を語る特別インタビューや近藤勝也氏による描き下ろしイラストが公開されます。
『海がきこえる』の背景
『海がきこえる』は、作家・氷室冴子の小説が原作で、1990年に月刊『アニメージュ』で連載が始まりました。この作品は、高校生の杜崎拓と武藤里伽子の淡い恋愛を描いた感動的なストーリーです。ジブリで広く知られるプロデューサー鈴木敏夫氏が在籍していたアニメージュ編集部が誕生の舞台で、今回、原作やアニメーション映画の誕生した背景を語る貴重なインタビューを原作の編集担当を務めていた三ッ木早苗氏に依頼しました。
特別インタビューの内容
三ッ木氏は、作品を作り上げる過程での難しさや苦労話、また氷室冴子がどのようにしてこの物語を思いついたのか、制作に至るまでの背景を語っています。特に、青少年のリアルな感情や葛藤を描くことに力を入れたことが印象的でした。また、近藤勝也さんが特別に描き下ろしたイラストもそのインタビュー記事に添えて公開されています。この新作イラストには、作品の温かみや青春の脆さが色濃く反映されており、ファンにとって見逃せない一品です。
書店フェアも開催
さらに、作品の舞台となる5つの街(高知、新宿、成城学園前、石神井公園、吉祥寺)にある書店で『海がきこえる』の魅力を体験できるブックフェアが開催されます。ここでは、氷室冴子の原作による文庫本や、2024年発行予定の『海がきこえる THE VISUAL COLLECTION』などが並ぶ予定です。特に、原作の言葉や美しいイラストを通して、物語の深い部分に触れることができる貴重な機会です。
また、ブックフェアの期間中は、作品の上映ポスターパネルも展示されます。映画館で『海がきこえる』を観た後には、ぜひ書店にも足を運んで、物語の裏に隠された秘密や思いを感じ取ってもらいたいです。
限定入場者プレゼント
さらに、7月21日(月)の「海の日」には、吉祥寺駅のホームに立つ里伽子の姿を用いたクリアポストカードが、先着・数量限定で入場者に配布されます。このプレゼントは、特別な日の思い出として持ち帰ることができる貴重なアイテムです。
ムビチケ前売券情報
『海がきこえる』のムビチケ前売券も販売されており、6月6日から販売が開始されました。劇場やオンラインから手に入れることができ、数量限定のため早めの購入が推奨されます。
公式サイトや「Filmarks」のSNSで、上映情報やトピックスなどを随時更新しているので、ぜひチェックしてください。この貴重な体験を逃さず、再び心温まる『海がきこえる』の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?