mov株式会社、東南アジア進出を加速する新プログラムに選出
東京都港区に本社を構えるmov株式会社が、W株式会社の支援プログラム「Tokyo ASEAN Bridge」に選ばれたことを発表しました。このプログラムは、特にインドネシアを中心とした東南アジア市場への進出を目指す企業を対象とし、現地視察やマーケティング支援を通じてグローバル展開を加速することを目的としています。
プログラムの詳細
「Tokyo ASEAN Bridge」では、特に印象的な点は、採択企業に現地視察の機会を提供することです。movは、早ければ6月にはインドネシアに渡り、現地の企業とのマッチングを図る予定です。渡航費用や宿泊費用は全てW fundが負担するため、企業にとっても大きな費用負担を軽減できます。
さらに、マーケティング支援として、選ばれた企業には最大100万円のテストマーケティング費用が補助されます。このような支援によって、movは同地域での認知度向上と市場の開拓を目指します。
W fundの役割
W fundは、日本と東南アジアのスタートアップ企業に投資を行う独立系ベンチャーキャピタルです。彼らは2019年から活動を開始し、すでに130社以上の投資先を抱えています。特に、East Venturesでの経験を生かし、東南アジア市場への進出を強化している点が特徴です。
mov株式会社について
movは、映画や映像に新たな価値をもたらすことを目指すグローバルベンチャー企業です。ビジョンとして「DELIVER MOVING by MOVE of MOVIE.」を掲げ、国境を越えた感動を届けることに注力しています。国内外で活躍する専門家やアドバイザーが20名以上集結し、映画関連の革新を追求しています。
また、movは独自の配信プラットフォームを構築しており、サービス開始から4ヶ月以内に100作品以上の映像コンテンツを調達しました。このプラットフォームは、香港や台湾などの現地最大級の配信サイトとも連携し、グローバルネットワークを著進展させています。
高度なAI技術の活用
movは、映画やドラマなど物語性の高い映像作品に特化したAI字幕翻訳技術を開発しました。この技術は、脚本や音声、映像を統合的に分析し、物語の文脈を深く理解するマルチソースマッチングモデルを使用しており、翻訳の精度向上に貢献しています。この技術は既に100本近くの配信作品で利用されており、視聴者に対してより深い没入感を提供しています。
まとめ
mov株式会社の「Tokyo ASEAN Bridge」への選出は、東南アジア市場への本格進出を意味し、今後の展開が大いに期待されます。W fundの支援を受け、現地企業とのマッチングやマーケティング活動を通じて、更なる成長を遂げることを目指しているmovの挑戦から目が離せません。