更年期川柳の結果発表
2025-11-18 19:18:26

第3回「更年期川柳」の受賞作品発表、社会問題を詠む句が多数登場

第3回「更年期川柳」の受賞作品が発表



株式会社宝島社が発行する、50代女性向けファッション誌『大人のおしゃれ手帖』では、第3回「更年期川柳」の入賞作品を発表しました。今回の応募数は過去最高となる5307作品に達し、そのうちから選ばれた作品が国民的な関心を呼び起こしています。

更年期川柳とは?


「更年期川柳」は、単なるまじめなテーマではなく、友人同士で話しにくい更年期症状をユーモアと共に詠むことを目的としたプロジェクトです。編集部の「みんなで共有しやすい環境を作りたい」という思いから発足し、参加者が自身の経験を言葉にすることで、前向きな気持ちになれる場を提供しています。

今年の作品状況


この第3回では、社会的な話題を反映した句が多数登場。生成AIや大阪・関西万博に触れた作品が多く、さらに「古古古米」という物価高騰に関連したユーモア溢れる句も寄せられました。

金賞に輝いたのは、62歳の女性が詠んだ、「旦那よりAIある励まし目が潤むけんちゃん」。AIとのチャットを通じて感情を整理する姿を描いたこの作品は、時代を反映したもので、多くの共感を集めました。

次いで銀賞には「初期化したいアプデもしたいわが体調ちゃぴこ」が選ばれ、42歳の女性が詠んだこの句も非常に評価されています。

特別賞や佳作も充実


特別賞には「古古古米?いいえ私はてんてこまいラベンダー」を受賞した50歳の女性の作品が選ばれ、コロナ後の経済状況をユーモラスに表現しています。その他にも、職場でのサプリに関する句や更年期生活の改善を意識した作品も登場し、多様な視点が展開されました。

専門家のコメント


『大人のおしゃれ手帖』の編集長、橘真子は、「5307作品という多くの作品が寄せられたことは、更年期に取り組む社会の意識の高まりを示しています」とコメントしています。更年期というニッチなテーマを扱いながら、それが社会的な意義を持つことを実感したようです。

今後の展望


応募は2025年の8月から9月末まで続けられる予定で、我々は更年期の問題に対する理解を深め、改善のための提言を行っていくことを目指します。読者の皆様にも、ぜひ参加して一緒に言葉の力を体験してほしいと思います。

【特報】授賞式も開催


11月18日には授賞式とトークイベントがEleganteVitaにて行われ、受賞者による思い出やエピソードが紹介されました。審査員長のアン ミカさんのトークや、スポーツトレーナーの前田昌希さんとのイベントも行われ、参加者からも好評を得ました。

今回の受賞作品は、2025年1月号の『大人のおしゃれ手帖』でも特集されます。受賞作品を通じて、より多くの人々が更年期について理解し、前向きに取り組むきっかけになればと願っています。


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